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カリフォルニアで多発する連続銀行強盗事件。 それを追う新人ユタ(キアヌ・リーヴス)とベテランアンジェロ(ゲーリー・ビジー)の FBI捜査官コンビ。 事件を調べていくうちに犯人の正体がサーファーであることに目星をつけ、 捜査のためユタはサーフィンを始めて彼らに近づく。 そこで知り合う伝説のサーファー、ボーディ(パトリック・スウェイジ)との友情の芽生え。 しかしこの2人の出会いは破滅への出発点だった・・・。 私のつたない記憶ではこの作品でキアヌ・リーヴスを初めて知ったのだった、確か。 (「ハートブルー」と「マイ・プライベート・アイダホ」・・・どちらが公開が先だった??) 1986年作「栄光のエンブレム」にも出演していたらしいが、私の目は主演のロブ・ロウに 釘付けでおそらく端役だったであろう彼に気づくことはなかった。 で、この「ハートブルー」。 邦題の意味はいまだに不明だが(「Point Break」ではインパクトがなかったのか?) 一緒に観た友人との感想は一言「香港映画みたいだったねぇ」。(笑) いや、だって、あなた。 ユタとボーディの追いかけっこのノリがまるで香港映画の如く派手で楽しくて。 足を使っての逃亡・追跡シーンじゃ他人の家から家を通り抜けるわ、 ボーディがユタに犬を投げつけるわ・・・。(笑) 彼らは得意なのはサーフィンだけではなくスカイダイビングだってお手のもの。 飛行機からスカイダイビングで逃げるボーディを、なんと恐ろしいことにユタは 身体一つで機外へジャーンプ! 落ちながらボーディにしがみつくなんてジャッキー・チェンでもやらないかも・・・。(笑) ボーディ役のパトリック・スウェイジ。 彼というと一般的に「ゴースト」を思い出す方が多いのだろうか。 私はというと断然「ダーティ・ダンシング」だ。 バレエの英才教育を受けたという彼のダンステクニックは勿論素晴らしいが どんなアクションをやってもどこか優雅なダンス風になるのが好きだ。 今回もスカイダイビングで空中を舞いながら、その足先はピンと伸びていて。(笑) 物語の結末は私としては「甘い!」の一言だが、まぁあれはあれでいいのかな。 シリアスドラマではなく娯楽作だし。 ところで昨年ヤン・デ・ボン監督がこの「ハートブルー」の続編を作ると発表した。 その時点でキャストについては前作と同じメンバーを起用するかどうかは未定だと 発言していたが、その後どうなったのだろうと気になってちょっと調べてみたら。 なんとすでに「Point Break Indo」というタイトルで今年公開されているようだ。 キャストには残念ながら知っている名前はないが(私が知らないだけかもしれない) 「Masa Yamaguchi」という日系人らしき名前を発見。 ストーリーは前作から20年後という設定らしい。 キアヌ・リーヴスの起用はありえるかな、と思っていたのだが残念ながら 出演していないようだ。 そしてもう1人の主役・・・パトリック・スウェイジについては・・・ 現在闘病生活を送る彼を起用することはやはりはなから無理だったのだろう。 この作品でなくてもいい。 できることなら大きなスクリーンで彼のバレエ味付けのアクションシーンをもう1度観たい! そう心から願っている。 1991年 アメリカ映画
by sabunori
| 2009-09-09 15:00
| DVD・VIDEO・TV
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Comments(11)
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なおみ
at 2009-09-09 23:50
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パトリックスーさんは病気療養中なのね。
健康そのもののイメージでしたが・・そういえば最近お姿みませんでした。 私も以前ダーティ・ダンシングみました。sabunoriさんの記事の言い直しになるけれど、クラシックをきちんと学んだ人は姿勢が違いますよね。 ブラットパック系の役者さんがブームのころ、顔がごつい彼はちょっと異端だったイメージがありました。
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なおみ
at 2009-09-09 23:51
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↑ 異端
悪い意味じゃなくて、一人だけ 大人!な感じがしたのよね~
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MIAOMI
at 2009-09-10 10:50
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青春の1作という感じです。パトリックスウェイジのカオ好きでした。本来はキライなタイプのカオなのに、彼の顔を見るとドキドキしましたね。ほんとに、大人って感じがして。ある時期は好きなタイプのタレントとか聞かれるとこの人の名前を言ってた気がします 。今ご病気なんですね早く良くなられると良いですね。彼のアクション、バレエ味付けだったとは知りませんでした。
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sabunori at 2009-09-10 20:48
なおみしゃん、パトリック・スウェイジ氏は膵臓癌を患って闘病中だそうです。
「ダーティ・ダンシング」も新たなキャスティングでリメイクされるという ハナシも出ているとか。 久しぶりに「ダーティ・ダンシング」を観たくなってしまいました。
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sabunori at 2009-09-10 21:04
MIAOMIさんがパトリック・スウェイジ贔屓だったとは知りませんでした。
私も結構好きですよ。 とはいえパトリック・スウェイジとカート・ラッセルが似ていて思い浮かべると 同じ顔になってしまうのですが。(笑) 彼のアクションは絶対バレエ味付けですよ。「ゴースト」でも電車を避けて 着地したときの足先がバレエの舞いになっていましたー。 回復をお祈りしたいですね!
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gloria-x at 2009-09-10 22:25
「ホットファズ」という英国の愛すべきおバカ映画があるんですが、
主役の刑事の相棒が「ハートブルー」について繰り返し熱く語るんです。 よりによって「ハートブルー」ってとこが笑えました。 こういう映画って積極的にまた観ようとは思わないけど、たまたまTVつけてやってると何度観てもけっこう楽しめるんですよね。 ところでパトリック・スウェイジが闘病中とは知りませんでした 「ダーティ・ダンシング」は好きな一本でサントラCDも持ってます。 そういえば「ダーティ・・・」の主役の女優もどうしてるんだろう?
コレも私の大好きな映画なのです!!ほんとにベタですけどね。
銀行強盗シーンもシャレてる(?)!!と思ったもんです。 「See you in the next life!」というセリフがかっこよくてー。 もちろん、「ダーティ・ダンシング」も大好きです、はい。
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sabunori at 2009-09-11 21:16
gloriaさん、こんばんは。
「ホットファズ」の中にそんなシーンがあるんですか。実にアホらしくて楽しそう。 機会があれば観てみたいと思います♪ 映画の中で別の映画について語るという展開はたまにありますが 私が大好きなのは「リアル・ブロンド」の中で主役の男性が「ピアノ・レッスン」について レストランで友人との会話でメチャクチャ批判するとそれがレストラン中に 伝染してあっちでもこっちでも「ピアノ・レッスン」談義が始まってしまうシーン。 ところで「ダーティ・ダンシング」の女優・・・ジェニファー・グレイですよね。 ホントどうしているんでしょうね。
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sabunori at 2009-09-11 21:21
kinoさんもお好きでしたか!
ベタだけど私も大好きな作品ですよ~。 そうそう「See you in the next life!」ってボーディが言うんですよねぇ。 唯一ちょっとなぁと思ったのはユタの恋人役。 もっとかわいい子がよかったなぁ・・・。
ユタの恋人・・・ボーイッシュな女の子でしたよね。確かに印象薄い!
しかしこの記事の数日後にパトリック・スウェイジが亡くなるとは・・・。 事後承諾で申し訳ありませんが、こちらのエントリーのこと書かせていただきました。 彼の映画、まとめて観なおしたくなりました・・・。
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sabunori at 2009-09-16 20:49
kinoさん、私もパトリック・スウェイジの訃報を聞いてショックでした。
57歳なんて早すぎますよね。 kinoさんのブログに取り上げていただけるとはありがとうございます。 私も彼の出演作、チェックしていろいろ観てみようと思います・・・。
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