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最近劇場鑑賞する映画がますますオタク極まってきたので(笑) 通う劇場はほとんどシネコンではなくミニシアターとなっている。 で、ミニシアターで映画を観る方というのはほとんどが「その映画を観る」というのを 目的でやってきているからそれほど「えぇっ!?」という事件(笑)にも出会わないのだが 最近劇場でへぇ・・・と思ってしまったことなど。 2週間ほど前。 朝一番の作品を観るために劇場へ到着するとまだ劇場がオープン前で 入り口から階段を上り、外へと人の列が出来ていた。 待つこと5分ほど。 入り口が開き人の列が動き出す。 私もそれに従って前に進み始めた時、後ろから声がかかった。 「あの〜ここでは何の映画をやっているんですか?」 振り向くと日曜日ではあるもののスーツを着た50代くらいのおじさんの姿が。 え、えぇ〜っ!? 多分私の顔がそう言っていたのだろう。 おじさんは言い訳のように言う。 「いやね〜みんな並んでいるからついつい並んでしまって。」 ・・・そんな人がいるのか!? いや、目の前にいたんだけど。 たまにデパ地下の行列に訳もわからず並んでしまうおばちゃんはいるにしても。 とりあえず前方に上映中の作品のポスターが貼ってあったのを指さして、ついでに 「今からすぐ観られるのはコレですよ」と私が観る予定だった作品もお知らせしておいた。 劇場内に入り席につくと、おじさんの姿もあった。 こんななりゆきで観てしまったおじさんは「狼の死刑宣告」を楽しめただろうか。 ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ そしてもう1つの「えぇ〜っ」はつい昨日。 もうそろそろ予告が始まるという頃に女性が劇場内に入ってきた。 なんとベビーカーを押しながら。 映画館でベビーカーというのは初めて見たような気がする。 というか最近赤ん坊を連れて劇場に来る人自体あまり見かけなかったので 結構意表をつかれた感じ。(笑) 彼女は前方の一番右端の席に座りその横にベビーカーを置いた。 で、あとは多くの方のご想像通りの展開。 赤ちゃんが2時間もすやすやと眠っていてくれるはずもなく、途中でちょいとぐずり始めた。 こんな時私が思うことはいつも同じ。 私だったらこんな状況では赤ちゃんが(いや、周りが)気になって集中して映画を 楽しむことができないから泣く泣くでもDVDを待つかなぁ・・・。 そういう時期が一生続くわけでもないし。 でもこれはあくまでも私の感覚だから、彼女にしたら 「何が何でもこの作品だけは劇場で観たかった!」のかもしくは 「ベビーカーを押していつでもどこでも映画鑑賞はしている」のか。 そして赤ちゃんがぐずった時の彼女の行動に私はまたしてもえぇ〜っと驚いた。 赤ちゃんを抱えてスッと立ち上がったから「あ、出ていくのかな」と思いきや すぐ脇の壁の所に立って抱っこした赤ちゃんを揺らしながら映画を観続けたのだ。 で、赤ちゃんが落ち着くとまた席に座る。この繰り返し。 ついに彼女は赤ちゃんのぐずりもものともせず最後まで映画を観通したのだ。 スゴイ。 ・・・でもね・・・ スクリーンを観ている私にはイヤでも脇で揺れている彼女のシルエットが 視界に入ってものすごく邪魔だったのだ、実のところ。 それをやるならせめて一番後ろで揺れていて欲しかった。 というかぐずったら出て行って欲しかったんだけど。ホントは。 この時観た作品がいまひとつだったのは・・・これが関係しているのかしら。(笑)
by sabunori
| 2009-10-30 13:35
| DAYS
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Comments(8)
こんばんは♪
赤ちゃん同伴での鑑賞者、私はまだお目にかかったことがありません。 私は、子供ががベビーカーに乗っていた頃は、映画の情報から疎く、 映画館に行かなかったなあと、今気づきました。 赤ちゃん連れて行く発想って、ないですね。 でも最近は赤ちゃん連れOKのところがあるようですね。 >この時観た作品がいまひとつだったのは・・・これが関係しているのかしら。 自分なら、きっとそうなると思います。 人に迷惑をかけていることに気づかないこと自体、問題ですね。 なんだか久しぶりにむかむかしてしまいましたよ。
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sabunoriさ~ん!! うっそーーーー!!!
私も昨日、その映画館にいました!!!! そうそうそう、赤ちゃん連れのお客さんいて、私も気づいて目が点に・・・。 気になって仕方なかったです。 で、そのことを記事に書いてたんですが、アップしようか迷ってたんです。 (感想の中にその事も書いたんですが、その部分削除するか迷ってます) そう、あの映画私ももう、眠くて。。寝ました(爆)。 いやいやそんなことより。あの中にsabunoriさんがいらっしゃったとは・・・。 驚きです。世の中狭いですね~。 なんか、うれしいような、(知らずに)残念なような。。 不思議な気分です。でもやっぱりうれしい~♪
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sabunori at 2009-10-30 22:55
孔雀の森さん、こんばんは。
そうですよね・・・子連れの方はいても赤ん坊というのは珍しいかも。 最近TOHOシネマでは月に1度程度子連れのお母さん対象の回を もうけていますね。 でもそれだと必ずしも自分が観たい作品とは限らないし、映画好きな お母さんは辛いところかもしれませんね。 もう最近ではどんな行為が人に迷惑なのかその線引きがわからない私です。 昨日ももちろん誰も注意するわけでもないし、もしやこんなにイライラしているのは 私だけなのかしら・・・と考えてしまいました。 あぁ、こんなことを考えているから映画に集中できなかったのね~。(笑)
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sabunori at 2009-10-30 23:00
真紅さん、うっそーーー!!!
いらしたのですか?あの12時15分の回に? いや~ん世の中広いようで狭い! ものすごいニアミスですね。トイレやホールですれ違っていたかも。 なんかとっても残念なことをしてしまったような。 わかっていたらお茶でもご一緒できたのに♪(あ、お時間なかったかな) ところであの作品、寝てしまわれましたか。(笑) 私は寝るところまではいかなかったのですが、主演のマギー演じる エミリーにまるっきり!1%も!感情移入ができず「アホかこの女」と 思ったままエンディングを迎えてしまったのでした。(笑)
オジサンの話はビックリしつつもほほえましくもあるけれど・・・。
赤ちゃん連れで映画って!いったいどういう神経なんでしょう。 映画館のスタッフは注意するわけにいかないんだろうか・・・。 目下2歳児を抱える映画大好きの私、いくら観たい映画があっても 他人様への迷惑を考えると絶対に映画館に行こうなんて思いもしません。 シネコンの子連れシアターでも行く気になれません。 それは単に、自分が映画に集中できないから。 どうせ途中でグズるに決まってるのに!お金払ってもったいない! あ、もしかしてシネコンのそれって、若いママ友グループの お出かけの場でしかないのかも??? それならよけいに、行ったらイライラしそうです。 今は”ママになっても今までの楽しみをあきらめない!”なんて 妙な煽り文句が雑誌なんかでも見受けられますし。 世の中、理解しがたい人はたくさんいるものですね。
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arasi
at 2009-10-31 09:08
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今時の若い人は・・・なんて言いたくないけど、本当に私たち世代の常識が通用しない人が増えてきましたね。
混んでいる電車内でもベビーカーを畳まないなんて日常茶飯事。周囲の人への気配りなんていつか死語になるのかも・・・ そんな世代に子供手当てなんてあげたくな~~い(笑) 職場でシロくんの目撃情報が相次ぎ、そのかわいらしさが話題になっています。 よかったら、時間を合わせてお散歩くださいませ♪
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sabunori at 2009-10-31 21:29
kinoさんのおっしゃる通りシネコンの子連れシアターは映画を観ることよりも
ママ友グループの社交場(←死語)な気がしてきました。 ”ママになっても今までの楽しみをあきらめない!”ですか・・・ なるほど言葉どおりに鵜呑みにしてしまう新米お母さんはいるかもしれませんね。 自分が映画を観る「権利」ばかりが重要になってしまい、 他の人が気持ちよく映画を観る「権利」や人に不快感を与えないようにする 「義務」は消えてしまうのかもしれません。
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sabunori at 2009-10-31 21:38
arasiさん、もう今となっては「常識」のラインがわからなくなってしまう私です。
そうでなくても私の常識のラインはちょっと厳しいようなので・・・。 電車内でベビーカーをたたまない人も映画館に赤ん坊を連れてくる人も 他の人が同じことをやってもやっぱり気にならないんでしょうね。 この人たちにとってはどういう行動を見て「非常識」「迷惑」と考えるのか そのラインを知りたい気がします。 職場でシロを話題にしてくださる方がいるのは嬉しい限りです。 ボ〜っと信号待ちしていたりすると帰宅途中の方々にお会いしてしまったり しています。 話題にしてくださるのがシロのことであって私のスッピンについてでは ないことを祈るばかりです。(笑)
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