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仕事を定年退職したシー(區亨利:ヘンリー・オー)はアメリカで暮らす娘 イーラン(俞飛鴻:フェイ・ユー)を訪れ北京からやって来る。 離婚して現在1人暮らしの一人娘を心配してのことだった。 朝食も取らずに仕事に出かけ帰宅も遅い娘を気遣いながら 夕飯を作り娘の帰りを待つシー。 そんな父親に対してイーランは少しばかり複雑な思いを抱いているのだった・・・。 原作は短編小説だという。 なるほどそれは作品を観ると納得できる。 (原作者であるイーユン・リー自身が脚本を手がけている) 物語は淡々と親子のアメリカでの日々が描かれるのみだ。 登場人物もごくごく限られていて 北京からやってきた父親 アメリカに移住した娘 父親が昼間に公園で片言の英語同士でおしゃべりをするイラン人女性 娘のロシア人の恋人 ・・・こんなふうに主な登場人物は全て非アメリカ人ばかりなのも興味深い。 イーランが言う。 「英語で話す方が楽なの。母国語を使うとうまく感情を表せない。 英語だったらそれができるのよ。」 この気持ちには説得力があった。 わかる、と思った。 特に意識したことはなかったが、異国語を話しながらどこかで 「自分とは違う自分」を作りたいと人は願うものなのだろうか。 「百世修来同舟渡、千世修来共枕眠」 同じ舟に乗り合わせるならば百世もの前世の縁がある。 枕を共にして眠るのであれば千世もの縁がある・・・ つまり人と人の出会いは偶然ではなく長く深い縁なのだという中国のことわざだ。 これをイーランはロシア人の恋人に伝える時に「縁」を「祈り」と言い換えた。 恋人はイーランに問う。 「僕達にはまだ祈りが足りないのだろうか」 父親と娘。 間に入っていた母親も亡くなり、離れて暮らす2人の間に流れる空気はぎこちない。 時間と感情の隔たりはそう簡単には取り払うことはできないのだ。 父親は口数の少ない娘に対し「幸せならばこんなに無口のはずはない」と 現在の娘の人生を心配する。 娘は「昔のお父さんだって口数少なかったわよ。幸せじゃなかったの?」と切り返す。 言葉も途切れがちに2人で囲む食卓。 食べきれないほどの料理が並ぶテーブルとは裏腹に少しばかり重苦しい空気が漂う。 それは観ているこちら側までも息苦しいほど。 その一方、シーの作る中華料理があまりにも美味しそうで目が釘づけだ。(笑) スクリーンを見つめながら自分と父親のことを考えていた。 すでに他界してしまった父親と私もこんな感じだったかもしれないなぁと思いつつ。 娘は母親に対しては感情をむき出しにすることは容易くできても こと父親に対して自分をさらけ出すのは難しいものなのかもしれない。 それでもシーとイーランは少しづつお互い歩み寄っていく。 親子の関係もまた「千の祈り」で縁あって親子になったのだから どんなに衝突したところでその関係が断ち切れたりはしないのだ。 「休みが取れるなら一度北京へ帰ってきたらどうだ」 父の言葉に返事はなかったが、久しぶりに実家を訪れるイーランの姿が 私にはハッキリと見えた気がした。 千年の祈り オフィシャルサイト 日米合作
by sabunori
| 2009-12-09 10:26
| MOVIE
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Comments(4)
Tracked
from 夢の国・亞洲文化宮
at 2009-12-09 18:44
タイトル : 千年の祈り
2007年/アメリカ・日本/1時間23分(劇場で鑑賞) 監 督 王 頴(ウェイン・ワン) 原 作 李翊雲(イーユン・リー)『千年の祈り』 英 題 A Thousand Years of Good Prayers 中文題 千年敬...... more
Tracked
from ヨーロッパ映画を観よう!
at 2009-12-10 22:48
タイトル : 「千年の祈り」
「A Thousand Years of Good Prayers」 2007 USA/日本 シー氏に「ロミオ・マスト・ダイ/2000」のヘンリー·オー。 イーランに「ジョイ・ラック・クラブ/1993」のフェイ·ユー。 マダムにヴィダ·ガレマニ。 ボリスに「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国/2008」のパシャ·リチニコフ。 監督は「ジョイ・ラック・クラブ」「スモーク/1995」のウェイン・ワン。 原作と脚本はイーユン・リー。 シー氏は中国よりはるばるアメリカに暮らす...... more
こんばんは♪
おっしゃるように、非アメリカ人が多く登場するところが、興味深かったです。 それぞれの背景は異なるけれども、通じる思いは強いのかもしれません。 父親と娘の食事のシーンは、ぎこちなかったですね。 美味しい料理をた~くさん作ってくれるお父さんに、あんな態度はないでしょ?と、 最初のうちは思ってしまいましたが。 「祈り」についての詳細な説明、ありがとうございます。あの場面、 ちょっとわかりにくかったんです。 鑑賞後は、ゆったりとした気持ちになったような気がします。 そうそう、毎年恒例のベストテン選出の時期ですね。 私はこの作品を入れるつもりです。
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sabunori at 2009-12-10 09:56
孔雀の森さん、こんにちは。
人によっては退屈と感じる作品かもしれませんね。 でも私は心に染み入る作品だなぁ・・・と思いました。 多くを語りすぎない空気とか会話の行間とかそういったものを 感じさせる物語ですよね。 孔雀の森さんがおっしゃるように北京の実家を訪れて母国語で笑ったり ちょっとすねたり素の自分を出すことができるイーランを想像してしまいました。 ところでこの作品ベスト10入りですか。 私もそろそろ真剣に考えなきゃ。(イヤ、自己満足ですけどね 笑)
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margot2005 at 2009-12-10 23:01
sabunoriさん、こんばんは!
TVドラマを見ているように感じましたが、日本の古き良き映画の世界でもありましたね。 <「英語で話す方が楽なの。母国語を使うとうまく感情を表せない。 英語だったらそれができるのよ。」 この気持ちには説得力があった。 わかる、と思った... 上、全く同感ですね。 私も父は既に(かなり前に)亡くなっているので、娘と父親の会話は存在しませんが、やはりぎこちないのでしょうね父&娘の会話って? シーとマダムの公園での会話がスゴく良かったです。 身内にはぎこちなく、話せない事でも、人って以外に他人には話せるものなんですよね。 アメリカが舞台なのに生アメリカンはプールの女性と、アパートの管理人だけという配役もこの映画らしさを出してましたわ。
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sabunori at 2009-12-11 21:29
margotさん、こんばんは。
この役柄では仕方ないとは思いつつも、いつも黒だか濃紺だかの スーツ姿のイーランに「地味すぎる・・・」と思いつつスクリーンを眺めていました。 母国語以外の言葉を使うこと、身内以外の全然関係ない他人に話すことで 自分の心の内を表現できてしまうというのはありますよね。 あのお父さんとイラン人女性の会話は私もものすごく興味深かったです。 お互いに英語の会話の前後に母国語が思わず口をついて出てしまうあの気持ち、 ものすご~くわかります。(笑) 外国語を使うときって接続後に日本語を入れてしまったりしませんか?(笑) セリフも少なく淡々とした物語ではあるものの、いろいろと考えてしまった 作品でした。
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