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1962年のロサンゼルス。 16年間共に暮らした恋人のジム(マシュー・グード)を不慮の事故で失った ジョージ(コリン・ファース)は8ヶ月たった今でもその悲しみから 立ち直ることができずにいた。 ついにジョージは人生に終止符を打つ決意をし、最期の1日は過ぎていくのだが・・・。 車から投げ出され、見開かれたブルーの瞳に光は宿っていない。 その傍らに寄り添うように横たわる愛犬の屍。 静かに降る雪が彼らを包み込んでいく。 悲しみに包まれた、しかし映像の美しさに魅了されるファーストシーン。 しかしこれはジョージを苦しめ続ける悪夢。 うなされて目覚めるとそれはジョージにとってまた失意の1日の始まりなのだ。 私的な感情をうちに秘めてとにかく1日をやり過ごす。 そうやって1日づつ生きながらえてきたが、そんな人生に意味はないと ついにジョージは結論を出す。 自分の亡き後他人の手をわずらわせぬようにとジョージは身辺整理をする。 死に装束のスーツのみならずネクタイの結び方まで指定し、 銃で打たれた後の周辺の乱れや汚れに対してまで気を配る。 (このあたりになると不謹慎ながらジョージのあまりの潔癖さ、生真面目さ、 そして神経質さに笑いがこみ上げてくるのだが) 若い頃は四角い顔と前髪の巻き毛が好きになれなかったコリン・ファースだが 年を重ねて俄然風格が出てきた。 本作のジョージも適役だったと思う。 ジョージ、そして友人のチャーリー(ジュリアン・ムーア)は英国人。 自分が望んで移り住んだとはいえ、異国での孤独感は絶えず付きまとう。 周りに友人たちがいて陽気に暮らすように見えるチャーリーですら 「自分は誰からも必要されていない」と思っている。 このチャーリーの気持ちが手にとるように理解できて胸が痛い。 私自身もかつて同じような経験があるから。 自らの人生で今日が最期の1日、と心に決めて過ごす1日とは一体どんなものなのか。 普段何気なく通り過ぎてしまう見慣れた風景の美しさを思い知らされ、 流れる音楽や風の音にすらも心を動かされる。 普段は決して口に出すことがなかった感謝の言葉を口に出し、 友人との会話で笑い合うことに至福を感じる。 どんな小さな出会いも限りない可能性を秘めた出会いとなりうることにも気づく。 「最期だ」と意識することで手放してしまう全てのものが輝きを放ち始めるのだ。 本作はジョージが「最期の日」と決めたたった1日を描いた物語である。 しかしその「たった1日」の中にどれだけの無数の可能性や愛がちりばめられているか。 静かに、ひたすら静かに心に沁みる秀作。 しかし物語の結末に心が痛む。 描かれたものとは違う結末を私は心から望んでいたのだ。 シングルマン オフィシャルサイト
by sabunori
| 2010-10-12 19:57
| MOVIE
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Trackback(3)
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Comments(4)
Tracked
from 真紅のthinkingd..
at 2010-10-13 10:36
タイトル : 「美しさ」という才能〜『シングルマン』
A SINGLE MAN 1962年、ロサンゼルス。16年間連れ添った恋人を交通事故で亡くし、失意 のどん底にある大学教授ジョージ(コリン・ファース)。ある金曜日の朝、いつも の夢に目覚めた彼は、町..... more
Tracked
from E!Place
at 2010-10-13 12:16
タイトル : ある一人の男。
『シングルマン』(2009) ※注意!ややネタバレしています※ ●観た理由● 描かれる題材とキャストに惹かれたので。 ●豆知識● ケニー役はもともとジェイミー・ベルがキャスティングされていたが、 ...... more
Tracked
from シネマな時間に考察を。
at 2011-03-09 16:05
タイトル : 『シングルマン』
美しく、ミステリアス。 繊細なディテールで構築された、 門外不出の愛と死への、設計図がここにある。 『シングルマン』 A Single Man 2009年/アメリカ/101min 監督・脚本:トム・フォード 出演:コリン・ファース、ジュリアン・ムーア 無駄がない。隙もな... more
sabunoriさん、おはようございます。コメント&TBありがとうございました。
死を意識して初めて、生という日常が輝き始める、、って皮肉ですが真理なんですよね。 そのことに気付いたジョージだったのに、ラストは私もショックでした。 でも、これしかない終わり方だったかな、とも思います。 コリン・ファースは新作(吃音の英国王を演じたらしい)も大評判のようで、いい役者さんなんだな~、とつくづく思います。
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sabunoriさん、こんにちは。
ストーリーももちろん良かったのですが、とにかく映像とその中で生きる人物やファッション、小物が余りにも美しくて目と心を奪われました。 人は死に限らず、“最後”だと決めると周りがゆっくりと見え出してくるものだと思います。 僕も不謹慎ながらジョージの神経質すぎる几帳面さが滑稽に映ってしまいました。 場内、笑っている人も居ましたし、ここはユーモアだと解釈してもいいように感じます。 眼鏡とネクタイのシンプルなデザインのポスターも一目でジョージと判り、イイ感じですね。 TBさせて貰います。
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by
sabunori at 2010-10-13 23:21
真紅さん、こんばんは。
毎日ダラダラと過ごす私に改めて1日1日の大切さや素晴らしさを 教えてくれた作品でした。 嫌いな結末でしたが、あの結末でこそこの作品の美が完成されるのかも しれませんね。監督のこだわりぬいた。 ところでコリン・ファース、真紅さんは「アナ・カン」(クドカンみたいだ)の 頃の方がお好きなのね〜。 私はルパート・エヴェレットやケアリー・エルウィスに目がいってしまい コリン・ファースの良さを見抜けなかった・・・若さゆえかしら。(笑)
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by
sabunori at 2010-10-13 23:27
Elijahさん、TB&コメントありがとうございます。
ご覧になられているのはわかっていたのですがレビューはいつかしら? と思っていたところでしたー。 そりゃもうElijahさんがこの作品をお好きなのはわかりますとも。 映像美、こだわりぬいたファッションや小物類そして男たち。 香るような作品でしたね。 あの銃でのシミュレーションのシーン、生真面目さゆえの滑稽さが 笑いを誘いましたよね。 「キャンプ?」と聞かれてましたっけ。 2枚目のポスター、シンプルだけどセンスいいですよね。 ホント、これだけでジョージになっていますよね。
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