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強姦致死の罪で絞首刑にされたR。 ところが死刑執行後もRは死に至らず目を覚ますものの 自分がRであることが判断できず心神喪失状態となる。 再執行を行おうとするも、法律により心神喪失状態にある者に対する 死刑執行は禁じられていることから、刑務官たちはあの手この手で Rに記憶を取り戻させようとする・・・。 1958年定時制高校に通う16歳の少女を同校に通う18歳の在日韓国人 男子生徒が暴行目的で殺害した「小松川事件」をベースに作られたという。 「あなたは死刑制度廃止に賛成ですか?」 「それでは死刑制度廃止反対の人にお聞きします。 あなたは死刑場を見たことがありますか?」 こんな問いかけから始まる物語。 細部に渡り死刑執行に関する施設内部の説明と手順が紹介される。 それは淡々と語られることで逆にリアリティを増し、重く胸にのしかかる。 このドキュメンタリーのような物語が2時間続くのは辛いなぁと思っていると Rが息を吹き返したあたりから物語の空気が変わる。 記憶をなくしてしまったRの周りで慌てふためく人々。 刑務官たちは一刻も早く再執行して事を終わらせたいと考えるが 「1度刑は執行されてRの魂はすでにここにはないのだから、 ここにいる男はすでにRではない」と教誨師は言う。 彼らの会話の中からRは在日韓国人であることがわかる。 と同時に当時の日本人が持っていたであろう在日韓国人に対する あまりにもあっけらかんとした人種差別感情が言葉を失う。 私にとっては大島渚監督が投げかける「死刑制度」よりも 「人種差別」のテーマの方が心にズッシリとのしかかった。 同じ罪を犯していてもRが日本人だったら死刑にはならなかったのではないか? そんな思いが頭の中を巡る。 実際Rの記憶を取り戻すために彼の過去を振り返る作業を進めると Rの温厚な人柄、兄弟思いの一面・・・そういったものばかりが判明して 刑務官たちを戸惑わせる。 彼らにとってRは極悪非道な男でなければ困るのだ。 一方Rの心情の変化も興味深い。 犯行後一貫して彼は自分が殺害した女性(2名)について 「彼女たちを殺したという事実がヴェールを通したようにしか感じられない」と 語っていたが、自分が好きな「姉さん」(演じるのは大島渚監督の奥方小山明子)が 「もし誰かにどこかで危険な目にあわされたらどうしよう」 という感情を持つようになったことで、初めて被害者に対しても 「自分がやったこと」を実感できるようになったというのだ。 感想をうまくまとめることができない。 自己を取り戻したRが語る「人を殺した者は法の下に罰せられる。 ならば死刑を執行した者も人を殺すのだからまた罰せられなければならない」 という言葉に監督のメッセージを感じる。 実は大島渚監督作を観るのはこれが初めてだ。 1968年の作品。 40年以上もたって大島監督の凄さを思い知らされてしまった。 1968年 日本映画
by sabunori
| 2011-02-19 18:09
| DVD・VIDEO・TV
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