そもそもダニエル・クレイグ目的で鑑賞したので決して怒ったりはしない。
しかし「なぜ彼はこの作品を引き受けたのか?」という疑問は残る。
「007」でリキを入れすぎたので気軽にチョチョイとこなせそうな作品を選んだとか?
考えてみたらダニエル・クレイグ、ナオミ・ワッツ、レイチェル・ワイズと
なかなかの顔ぶれが揃った作品だ。
しかし物語はあまりにもちゃっちい。(失礼)
どのエピソードもどこかで見たような、聞いたことがあるような・・・。
あれ、もしかするとこれは・・・
と物語の途中でうっすらと「真実」が透けて見えてしまう。
最初に違和感を感じたのは家族の写真を貼ったスクラップブックを見た時だった。
それにしても常々思うのだが、なぜアメリカ人は不要に大きすぎる家に住むのか。
だから不審者が侵入してもわからなかったりするのだ。
「うさぎ小屋」と言われようともこじんまりとした日本の住宅の方が私は好きだ。