11月18日に羽仁未央さんが亡くなられた。
生活と仕事の拠点を香港からシンガポールへ移した後
最近ではどんな活躍をされているのかしら・・・
と時折考えていたところに飛び込んできたまだ50歳という
若さでの訃報に驚いた。
香港のMTRの中で流れるニュースで高倉健の死は知ることができたが
彼女の訃報を聞いたのは香港旅行から戻ってからだった。
香港人にとっては羽仁未央氏はそれほど馴染みが深くはないのかもしれない。
しかし私たち香港好きの日本人にとっては特別な人物なのは
言うまでもない。
以前にもブログで取り上げた彼女の著書「
香港は路の上」。
ここに書かれた香港こそが私が一目で恋に落ちた香港の街そのものであり
私にとってのバイブルなのだ。
現在ではさまざまな香港に関する書籍が世に出ている。
それでもこの「香港は路の上」を超えるものには出会わない。
きっとこれから先もそれは変わらないと思っている。
ご冥福をお祈りいたします。