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1.「星空」(台) 胸に広がる作品。 5年の月日を経ての再鑑賞ながら作品の持つ魅力が 色あせることはない。 ファンタジックな映像と五月天の澄んだ歌声が物語を 更に盛り上げる。 2.「ドリーム」(米) 足元を踏みしめながら前へと進んで行く。 そしてそんな彼女たちを評価する正しい物差しを持つ人たちがいる。 この双方の存在が嬉しい実話に基づく物語。 3.「牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件」(台) 魅力を聞かれてもうまく答えることが出来ない。 だが傑作だと確信する。 日本の統治時代の影を背景に時代に翻弄される ある家族の物語。 約4時間という上映時間さえも忘れさせてくれる 恐ろしくも見事な作品。 4.「ノクターナルアニマルズ」(米) グロテスクなアートも 夫の不倫に気づいてしまう妻の描写さえも 何もかもがトム・フォードの世界。 こだわり抜いた美の中で繰り広げられる 静かな愛憎劇。 5. 「女神の見えざる手」(米・仏) 切れ者ロビイストである主人公の言動に 最初から最後まで心地よく振り回された。 しかしいくら理論武装したところでたった1つの 「偶然起こる事実」ほど強いものはないという皮肉な真実。 こんなに面白かったのに感想を書いていないなんて・・・。 6.「新 感染 ファイナル・エクスプレス」(韓) 極限状態の中でもたまたま同じ列車に乗り合わせた他人同士が 手を差しのべあい助け合う姿には思わず胸が熱くなる。 ただ1つのマイナスポイントはおやじギャグ的なこの邦題だろうか。 7. 「アシュラ」(韓) 金と権力のためなら手段を択ばない市長の壮絶な生き様。 正義などという薄っぺらで甘い言葉が存在しない 地獄絵のような世界がそこには広がっている。 8.「クレイジー・ナイン(老笠)」(香) その晩は次から次へと妙な客が集まってきて・・・。 今まさにあぶらが乗っている火火(ファイヤー・リー)監督、最高! 首にハサミを刺されたままフツーに行動する林雪(ラム・シュッ)が 愛おし過ぎる。(笑) 9.「LION/ライオン ~25年目のただいま~」(豪) その真実を知ることで、たった5歳の小さな小さなサルーが 生き抜いた人生の重さを改めて思い知らされる。 10. 「ゲット・アウト」(米) 何かが変、何かがおかしい・・・。 ある意味奇天烈ではあるものの、B級感満載なこの手の作品は 大好物。 恐怖と笑いの紙一重感がお見事。 というワケで相変わらずマイペースなベスト10です。 今年は思い入れの強い作品が少な目でした。 そもそも劇場鑑賞作数も69本と少な目。 更に感想をスキップしてしまったのがそのうちの1割強。 スキップした作品は面白くなかったわけでは決してなく、 逆におもしろかった作品がほとんど。 劇場鑑賞作品でさえそんな感じなので、お家鑑賞作品については そのほとんどの感想をスキップしてしまいました。 いかんいかん。 来年は全作感想アップを目標にしたいと思います。 これにて2017年の当ブログも終了。 来年はどんなステキな作品に出会えるか今から楽しみです。 お正月第一弾はもちろんジャッキー作品からスタートする予定。 皆様には今年1年大変お世話になりました。 来年もヨロシクお願いいたします。 よいお年を。 「龍眼日記」sabunori 1.「ドリーム」(米) 2.「ワンダー・ウーマン」(米) 3.「僕と未来の方程式」(英) 4.「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ」(米) 5.「LION/ライオン ~25年目のただいま~」(豪) 6.「女神の見えざる手」(米・仏) 7.「わたしは、ダニエル・ブレイク」(英・仏・白) 8.「わたしたち」(韓) 9.「IT/イット “それ”が見えたら、終わり」(米) 10.「僕のワンダフル・ライフ」(米)
by sabunori
| 2017-12-31 09:00
| MOVIE
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Comments(14)
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from 風情☭の不安多事な冒険 ..
at 2018-01-01 22:13
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from E!Place
at 2018-01-03 13:14
タイトル : 映画年間ベストテン2017。
2017年に鑑賞した映画は285作品(映画館21作品+家264作品)。 その中から、映画年間ベストテン2017決定。 01◆ダンケルク◆(イギリス=アメリカ=フランス/2017) 【生き抜け 絶体絶命の地“ダンケルク”に追い詰められた若者たち。残り時間、わずか。】 02◆ラ・ラ・ランド◆(アメリカ/2016) 【夢をみていた】 03◆婚約者の友人◆(フラン...... more
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from 真紅のthinkingd..
at 2018-01-07 11:47
タイトル : 2017 真紅のthinkingdays Best 10..
昨年の劇場鑑賞は132回。6回リピート鑑賞し、旧作を4本鑑賞しました。 新作は122本観ています(前年比108.9%)。洋画102本(83.6%)、邦画20本(16.4%)。 前年に比べて邦画が減っています。2016年は邦画が大豊作だったからな~。 自宅では38本(再見含む)。全部で170本(前年比123.2%)鑑賞です^^ 2017年に劇場鑑賞した新作映画からベスト10を選...... more
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from 或る日の出来事
at 2018-01-07 22:36
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from シネマ・ジャンプストリー..
at 2018-01-09 21:32
タイトル : 2017年映画ベスト20
明けましておめでとうございます!(2回目) 遅ればせながら、2017年マイベスト映画を発表します。 総括 2017年に日本でお目見えとなった映画のうち、鑑賞本数は80本。(鑑賞作品は後述) うち60本が洋画、20本が邦画と、例年に比べ邦画が少なめ。 2016年は近年稀にみる邦画の当たり年でしたが、2017年は興行的にも作品の質としても、洋画が少し上回っていた一年だっ...... more
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mayumi-68 at 2018-01-01 12:52
subunoriさん、あけましておめでとうございます!
今年もどうぞよろしくお願いします。 2017年のsabunoriさんのベスト10のラインナップ、さすがsabunoriさんらしい!というものもあれば、これ私も観たかったのに見逃したんだよな~というものも(「ドリーム」と「女神の見えざる手」は観たかったです…)。 今年は興味のある映画はなるべく観に行けるよう、頑張ります! どうぞ今年も素敵な映画に出逢えますように。
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sabunori at 2018-01-01 17:48
mayumiさーん!
明けましておめでとうございます。 昨年はお財布の盗難事件、大変でしたねー! それと同時にmayumiさんのお財布の高価さに思わず のけぞってしまったのも事実です。( ´艸`) 今年はもしかしてそれを埋めるかの如く宝くじなんか 当たってしまうかもしれませんよ。ぜひご購入を。(笑) 「ドリーム」「女神の見えざる手」、どちらも面白かったです。 DVDででも是非是非ご覧くださいませ。 今年もお互いお気に入り映画にめぐり逢えるといいですね☆
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風情☭
at 2018-01-01 22:12
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明けましておめでとうです。
「星空」が1位ですか。 以前からイイと推してましたもんね。 「クレイジー・ナイン」のランクインは納得といえば だし、意外といえばですえ。 オモシロい作品ではあったけど、オチがどうもで評価 は低めでしたよ。 それに「女神の見えざる手」はギリギリまでベスト10 内に入れるかいなかでだいぶ悩んだ結果、次点としました。 というワケで今年もヨロシクお願いしますね♪ (゚▽゚)v
sabunoriさん、新年おめでとうございます!
本年も交差点なお付き合いのほど宜しくお願いします^^。 sabunoriさんが選出されたベスト10で劇場鑑賞できたのは『ノクターナル・アニマルズ』だけでした。 冒頭のアートが衝撃的で仰け反りましたが、トム・フォード監督の徹底した映像美の追求に圧倒される作品でもありましたね。 ベスト10で気になったのは俳優目当てですが『新感染 ファイナル・エクスプレス』と『アシュラ』、それともう間もなくのアカデミー賞の作品賞有力と云われている『ゲット・アウト』ですね。 お家鑑賞で後追いしたいと思います。 自分自身はアジア映画は韓国を中心に見ている感じなので、台湾の作品も追っていくのが今後の課題かもしれないです。 sabunoriさんにとって2018年が1本でも多く思い入れの強い作品とめぐり逢えることを願っています。
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sabunori at 2018-01-03 21:43
風情♪さん、明けましておめでとうございます。
風情♪さんがいま一つ乗り切れなかったアジア作品が 私にはドンピシャとハマッてしまいベスト10入りです。(笑) 風情♪さんがベスト10に選んでいた「パトリオット・ディ」 「わたしは、ダニエル・ブレイク」も良かったですね。 アジア映画愛がかさ増ししてしまう当方ベスト10では 残念ながら時点となってしまいましたが。 こちらこそ今年もヨロシクお願いいたしまーす。
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sabunori at 2018-01-03 21:57
Elijahさーん、明けましておめでとうございます★
ふふふ、そうそう私たちの交差点的お付き合いもずいぶん 長くなりますよね。 接点は少な目でもお互い自分の好きなコトを好きな形で 反映させてマイペースにブログを続けている点では 同志だわーと勝手に思っている次第です。 映画の鑑賞目的の半数は私も俳優目当てです。 「新 感染」と「アシュラ」、Elijahさんのお目当ては あの2人ですね。(笑) どちらも観ごたえありの作品でしたのでチャンスがあれば 是非。 本当にお互い今年も多くの大好きな作品に出会えるといい ですね♪ ・・・ところで「ゲット・アウト」ってアカデミー賞の作品賞に ノミネート有力候補なんですか!? ちょっとビックリです。
sabunoriさんこんにちは! ベスト拝見しました♪
『ノクターナル・アニマルズ』凄い映画でしたが「好き」とは言い切れない映画だったので外してしまいました。 私はクーリンチェは特別枠ですが。本当に観られてよかったですね! ダンナさんのベストも拝見。3位におっ! 8位にうっ! 10位にニッコリ^^ 今年は戌年ですね。またシロちゃんの近影もお願いします。 というわけで今年もよろしくお願いします^^
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sabunori at 2018-01-07 21:50
onscreenさん、はじめまして。
(・・・でよろしいですよね?) ようこそ我が秘境ブログへ。(笑) 「ドリーム」はとにかく希望に満ちた物語だったのが よかったです。 そして更にそれが実話だったというのが素晴らしい!
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sabunori at 2018-01-07 21:59
真紅さん、明けましておめでとうございますー☆
「ノクターナル・アニマルズ」、確かに「好き~~!」と 手放しで言える作品ではなかったですよね。 でも好きです、私。(笑) ふふふ。 ですよね、ダンナのベスト10の方が真っ当ですものね。 3位の「僕と未来の方程式」はヤツのベスト10を見て 「そうだ、良かったわ確かに」と思い出したという。(笑) 逆に私のベスト10のうち半分はダンナは未観の作品です。 つまり良いとか悪いとか以前に興味のない作品だったようです。 (笑) 今年もネタに困ったらシロネタでいきますよー。
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Elijah
at 2018-01-18 15:32
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sabunoriさん、再びお邪魔します。
『ゲット・アウト』はアカデミー賞作品賞ノミネート有力というよりも受賞の筆頭株で、現時点では『レディ・バード』『シェイプ・オブ・ウォーター』『スリー・ビルボード』と混戦の四つ巴だと云われています。 ところで話が変わるのですがsabunoriさんにお聞きしたいことがあります。 『コールド・ウォー 香港警察 堕ちた正義』がWOWOWで放送され録画したのですが、この作品は前作『コールド・ウォー 香港警察 二つの正義』を見ていないと物語に付いていけずちんぷんかんぷんでしょうか? 続編から見ても大丈夫なのかどうかをぜひ教えて頂きたいと思った次第です^^。
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sabunori at 2018-01-18 21:40
Elijahさん、こんにちは
ほぉぉーっ「ゲット・アウト」、そうなんですか! 路線的にちょっと意外でした。 いや、私は大好きなんですけどね。 「スリー・ビルボード」はもうすぐ公開ですね。 とっても楽しみにしています。 フランシス・マクドーマンド主演ですし💛 ところで「コールド・ウォー」ですが、ズバリ 「二つの正義」から観ないとイケマセン。 ストーリーも続いていますし人間関係も結構複雑なので 是非とも順を追ってご覧くださいませ。 香港俳優ラインナップが豪華なのでElijahさん好みの 俳優も見つかるかもしれませんよ~。
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Elijah
at 2018-01-19 12:52
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sabunoriさん、回答ありがとうございます!
やはり第1作目から見ないといけないんですね。 「二つの正義」のDVDが近くのレンタル店で在庫なしだったもので、「堕ちた正義」から見ても大丈夫かなと思った次第でした。 ずばり、そうです。お目当てはエディ・ポンとアーリフ・リーでした^^。 アーロン・クォックも『アンナ・マデリーナ』でひとめ惚れしてからずっと好きなんです♪
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sabunori at 2018-01-19 20:07
アーリフ・リーは絶対Elijahさんのお気に入りだと
確信しておりましたよ。 エディぽんもいいですよね。 2人とも「二つの正義」の方で活躍しますので、やはり まずはそちらを。 特にエディぽんのクズっぷりは天晴です。 アーロン・クォックは実生活で若い奥さんをもらったのが 私的には マイナスポイントになりましたが(笑) そういえばいまさらなのですが、Elijahさんの2017年映画 ベスト10にどうにもうまくTBが飛びませんでした。 また折を見てトライさせていただきますね。
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