ずっとずっと公開を楽しみにしていた。
やはり予想を裏切らないどころか予想を上回る素晴らしさ。
2018年もスタートしたばかりだというのにすでにこの作品が
今年のベスト10入りすることは決定だ。
夢だったロンドンでの生活をあきらめて偶然助けたチビ熊
パディントンを育ててくれたおじさん熊とおばさん熊。
おじさん熊は亡くなりおばさん熊のルーシーは現在ペルーの
老熊ホームで暮らしている。
そんなルーシーおばさんも今年100歳。
誕生日にプレゼントするのにピッタリな飛び出す絵本を見つけた
パディントンはそれを手に入れるためアルバイトに精を出すのだが・・・。
自らが誠意をもって接していれば相手だってそれに答えてくれる。
だからこそ1人(匹)ぼっちでロンドンにやって来た彼は
温かい家族や友人たちに囲まれて幸せに暮らしている。
それは刑務所での生活でも同じ。
荒くれ者たちがあれよあれよと言う間にパディントンを受け入れて
味気ない刑務所生活がいつのまにやら大変身。
食堂だって英国式アフタヌーンティーを楽しむティールームへ。(笑)
間抜けな悪役を演じているヒュー・グラントも余裕で楽しそう。
ラストのブキャナンwithプリズナーズの獄中ミュージカルも
楽しむことができて得した気分。
しかし役者を生業としているのにあんな数個のアルファベットの
暗号、覚えていられないとは情けないわ、ブキャナン。(笑)
ブラウン家の家族全員が自分の得意分野で力を発揮して
パディントン救出へと繋がっていくストーリー展開も家族の団結を
感じられて心地よい。
いつの間にかパディントンは本当にブラウン家の家族の一員に
なっているんだなぁ。
なんてほんのり涙目になっていたらラストでトドメ。
パディントンの頑張りに対して家族が用意するラストのサプライズ。
これでドカーン!とやられてしまった。
ポール・キング監督、ステキな作品をありがとう。
それにしてもイギリスの赤い靴下恐るべし。
たった一足であのパワーだもの。(笑)
パディントン2 オフィシャルサイト