※ネタバレあり
おやおやーっ
殺し屋にしてはシャープさに欠けるジャイ子がいる…
と思っていたら呉宇森(ジョン・ウー)監督の愛娘嬢でしたか。
張涵予(チャン・ハンユー)と福山雅治はずっと行動を共にすると
思いきや、そうでもなく。
福山演じる矢村の周囲でウロチョロする女性新人刑事の存在は
必要だったのか?
と「あらら?」と思うこともチラホラ。
映画として面白いかと聞かれれば「NO」と答える。(笑)
それでも呉宇森監督だから白い鳩が飛んでアジア映画で活躍する
日本人俳優の代表格國村隼と池内博之ががっつり親子役で登場すれば
もうそれだけで十分。
(池内氏が登場した途端「はい、絶対とんでもない男」とビンゴ。
池内氏は期待を裏切らないから好き 笑)
おまけに倉田保昭氏のアクションシーンまで拝めればもう言うことなし。
とどめはラストシーン。
矢村がドゥ・チウ(チャン・ハンユー)との別れ際にこれから先いいことが
待ってるさ、とつぶやく「A BETTER TOMORROW」。
呉宇森監督作「
男たちの挽歌」になぞらえた意図的なセリフ?と
思わずニヤついてしまうのだった。
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