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「大阪アジアン映画祭2006」にて鑑賞。 カリーナ・ラムと伊麺の共演は私にとっては「恋の風景」に続いて2作目。 カリーナ・ラムって日本人の血が1/4入っているそうだ。 つまりクォーターっていうわけね。 イタリアン・レストランのマネージャーとして働くジル(カリーナ・ラム:林嘉欣)。 好きな男性には彼女がいて自分は2番目の恋人。 それでも自分の気持ちが大事だし、いずれは自分を選んでくれると信じて 今の関係に甘んじている。 だけど彼の部屋でせっかくいいムードなのに彼女がやって来れば自分がコソコソ 部屋を後にしなければいけなくて悲しくなるのも事実。 そんな気分の晴れないときにはレストランでエスプレッソをいれまくる。 彼女のいれるエスプレッソは苦くて甘くて自分の心同様複雑な味わいだ。 新しくシェフとして店にやって来たジェフ(鄭伊健:イーキン・チェン)と何かにつけ 衝突するジルだが、彼もまた恋人に7年越しの男性がいることに悩んでいるのを知り いつの間にやら意気投合。 お互いの恋にアドバイスをしてエールを送りあう。 トイレの修理をしてくれるジェフの後姿を見ながら 「こういうお尻の男性はいいヒトの証拠よ。亡くなったお父さんのお尻にそっくり。」 と娘に手話で話しかけるジルの母親がまたいい。 耳が不自由だが彼との関係に疲れ1人部屋で声を出して泣く娘を知っているのだ。 引退を決めたレストランのシェフ(エリック・ツァン:曾志偉)が語る (その時なぜか彼は女装・・・!)奥さんとのエピソードで あてのない明日の幸せより目の前にある小さな幸せを見つける大切さを知る2人。 見えない犬にリードをつけて夜の散歩をすることも今のジルには必要ない。 ラストがどうなるかは容易に想像がつくストーリーだが、 三角関係に悩む2人の姿とBGMに流れるウォン・フェイの歌声が切ない。 2005年 香港映画
by sabunori
| 2006-11-08 15:05
| MOVIE
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Trackback(1)
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Comments(4)
Tracked
from 夢の国・亞洲文化宮
at 2008-10-29 09:19
タイトル : パティシエの恋
2005年/香港/1時間34分(中国映画の全貌2008で鑑賞) 監 督 盧弘軒(アンドリュー・モー) 李明文(モーリス・リー) 原 題 後備甜心 英 題 It had to be you 出 演 鄭伊健(イー...... more
カリーナ・ラムというと「ティラミス」を思い出します。相手役忘れた^^
彼女とイーキンは年の差があるカップルになりそうだけど、イーキン 好きだから許す(笑)この映画がスクリーンで観れたなんて羨ましい!
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sabunori at 2006-11-10 16:37
あー「ティラミス」は彼女でしたか。
ちなみに相手役はニコちゃんでは? 実は私あの作品はちょっと苦手で(もしお好きだったらゴメンネ!)DVDを 途中で観るのやめてしまったのです~。 あの作品でのカリーナはもっともっと子供っぽかったような気がするんだけど この作品ではもう少し大人の女性を演じていると思います。 でもベビーフェイスだから若く(って若いんだけど)見えますよね。 イーキンも40には見えないからツーショットも違和感なしですよ! 相変わらずイーキンはさわやかだわね~。 そういえばこの作品にも↓の「Mr.Boo」にもチョイ役で葉山豪くんが 出ていました。 (パフィンさんご存知ですか?香港在住の俳優で「香港国際警察」にも 犯人グループの1人で出ていました) この作品ではイーキンの彼女の長年の恋人のパイロット役。
sabunoriさん、こんにちは。
2年前に公開されていたのですね。 そうそう、あのエスプレッソ、苦くて甘いのですよね。 元々コーヒーが苦手なジェフが慣れていくところでもハッピーエンドを確信じました。 私も飲んでみたいワ。 エリック・ツァン演じるシェフが2人の仲立ちをしているようで、微笑ましかったです。 女装はおかしかったけれど、シンミリしたムードで笑えなかったです。 年齢差を感じさせない2人がさわやかでよかった!
Commented
by
sabunori at 2008-10-29 22:28
孔雀の森さん、こんばんは♪
私がこの作品を鑑賞してから2年もたってしまったとは! その間にカリーナのプライベートでは一騒動ありましたっけ。(笑) 孔雀の森さんの感想を拝見していたらもう1度観たくなってしまいました。 DVD出ていないのかしらー?? エリック・ツァンもよかったですね!
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