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強盗事件の巻き添えとなり死亡した婚約者への思いが断ち切れず 犯人を追い続けるチャン刑事(ニコラス・チェー:謝霆鋒)。 一方同じグループに襲撃されたフォン警部補(ショーン・ユー:余文樂)も 名誉挽回のために彼らを追っていた。 そして真面目に日々勤務を続けるワイ巡査(ジェイシー・チャン房祖名)は 事件の容疑者とされてしまう行方不明の兄の汚名を晴らしたいと考えていた・・・。 いや〜っ久しぶりにスカッとする娯楽作を楽しんだ! 派手な爆破シーンに息つく間のないアクションシーンのオンパレード。 楽しい〜!! 冒頭の現金輸送車爆破から派手なこと。 馴染みのある場所がスクリーンに映し出されるとそれだけで楽しさ倍増。 フォンが銃弾を呑まされるシーンでは度肝を抜かれた。こ、こわい〜。 その後フォンが入院する病院のパジャマが妙にかわいくて。 ネル地っぽいチェック柄。 個人で持ち込んだパジャマかと思いきや、一緒に入院した同僚たちも みーんなおそろいのパジャマだった。(笑) それにしても坊主頭にゴツいヒゲ面・・・どう見ても刑事というより黒社会だ。 犯人グループのリーダー、ヨンサン役のウー・ジン(呉京)と比べてしまうと 辛いところだが、ニコラス・チェーは本当にアクションシーンを楽しんで演じているな、 というのが観ているこちらに伝わってくる。 相変わらず身体が柔らかいわ〜という印象。酢かしら。(笑) なんでもベニー・チャン(陳木勝)監督は彼に「やり過ぎるな」と常々言っていたとか。 東京ではジェイシー・チェンが舞台挨拶に来日したらしい。 わざわざこの作品公開の宣伝に? それともちょうど遊びに来ていたとか??(笑) 「ジャッキーの息子」という肩書きが常についてまわるのは彼にとってはどうなんでしょ? あそこまで大御所が親父だと本人がどう思おうとそれから逃れることはできないよね。 だからそれをうまく利用してしまうのが得策だろう。 顔は確かに(整形前の)ジャッキーに似てるな〜とは思うものの、 私的にはジャッキーよりも松岡修造に似ているような・・・。 「アクションは好きじゃない」とご本人は言っているそうだけど、 アクション作品ではない方面で結構良い味を出す役者になりそうな気がする。 今回の役どころも物語の中で唯一ホッとできる陽だまり的な存在だった。 おばあちゃんっ子というのもイメージぴったり。 兄ちゃんがアーロン・クォック(郭富城)というのは少々年が離れ過ぎな気もするが。(笑) 主演の3人を支える脇もなかなか豪華。 サム・リー(李燦森)は相変わらず主演でも脇でもシッカリとその存在感を示してくる。 ヘンテコな顔つきの不思議な魅力。 敵役のウー・ジン。 マッチもしくは新田純一(知らない?)のような甘いマスクに確かな実力。 彼のアクションは芸術ですね。 しかし彼を追って高いビルから低いビルへ飛び降りてきたチェンを着地する直前に 地上に蹴り落とすとは!ひえぇ悪魔だぁ・・・! 妙に日本人にファンが多い林雪(ラム・シュ)オヤジもチョロリと出演。 そして! 彼が出演しているだけでアドレナリン大放出になってしまうマーク・チェン(鄭浩南)兄貴。 頼りになるようなならないようなロー警視だが、胸板厚いスーツ姿を見ているだけで ニヤついてしまう私。ごっつぁんです。(笑) なんともまとまりのない感想となってしまったがとにかくスカッ! あーだこーだゴタクを並べずに黙って劇場へGO。 ふふふ、やっぱり香港映画ってホント、いいもんですねぇ。 インビジブル・ターゲット オフィシャルサイト
by sabunori
| 2008-09-06 23:59
| MOVIE
|
Trackback(1)
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Comments(6)
Tracked
from B級パラダイス
at 2008-09-07 15:26
sabunoriさん こんにちは
私は 昨年の映画祭でこれは見ました とにかく派手な爆破に少々呆れかえり 後半ちょっと爆破には倦みましたが(笑) でも皆のアクションシーンは本当に凄かったです これで初めて呉京を意識しましたが 素晴らしい本物のアクションでしたね アンディ・オンとの二人の悪役が 主役よりも断然光って見えたのは私だけかな ジェイシーはこういうハートフルな路線が合っていますよね ひこたちのイベントにも何時も参加していて 大喜びではしゃいでいる姿を見かけますが 本当に素直な良い人ですね
0
sabunoriさん、こんにちは!ご無沙汰をしております〜。
最高に楽しい作品でした!期待以上の出来ですごく満足してます。 アクションシーンは観てるこっちもアドレナリンが出っぱなし でした(笑)本当に凄くて凄くて参りましたよ〜。 ワイのお兄さんの話、実現するといいですよね!
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sabunori at 2008-09-07 22:34
usakoさんは昨年の東京国際映画祭で鑑賞済みでしたか!
あらら、ちょっと派手にやりすぎてusakoさんは引き気味でした?(笑) 私はこの手の香港映画は大好物なので、大いに楽しんでしまいましたー。 悪役が素晴らしいというのはこの手の映画ではかなり重要なポイントですよね。 呉京はあまりに強くて3人でかかっても勝てそうな勢いでした。 2年ほど前に公開された「SPL狼よ静かに死ね」でも呉京は ドニー・イェン相手にものすごいアクションを繰り広げていました。 (あ、これもusakoさんは好みの作品ではないかしら・・・。) ジェイシーは人の良さが顔に出ていて好感持てる若手俳優ですね。 これからに期待です。
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acine at 2008-09-07 22:49
面白そう~! 私も見たい・・・! しかしウチの辺りは上映の予定なし(悲)。
今までだったら、メインの3人の中にエヂが入ってたような雰囲気ですね。 (エヂはアクション出来たんでしたっけ?!) ニコはよく動けますよね~! 龍虎門の足技感心しまくりでした。サム・リーも出てるんだ!私も彼は 味わいあって、凄く好きです。ジェイシーは整形前の(そーなんだ! 全然知らなかったです)お父さんに似てるんだ。 まだ彼の映画は見たことないんですよ~。 DVDになったら、必ず見たいと思います~。 今日は久しぶりのMATV見ました!日曜日は基本的に仕事なので、 すっかり忘れてること多いんですが、今日は半日休みだったので、 恩恵を受けることが出来ました。sabunoriさんはあれからずっと 契約されてるのかしら~?
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sabunori at 2008-09-07 23:27
あざみんさん、こちらこそご無沙汰しております!
近々また別の作品でもTBに伺う予定ですのでヨロシク。 ワイのお兄ちゃんの物語を同監督作で作る企画があるという貴重な情報、 ありがとうございました! それは是非観たいですよね〜。 写真だけの出演でアーロン・クォックを起用とは!と少々ビックリしたので なるほどそういうことだったのかぁ、と妙に納得です。 お兄ちゃんとロー警視で屋上で密会したりして「インファナル・アフェア」 しちゃったりするんでしょうか。
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sabunori at 2008-09-07 23:33
acineさん、この作品ものすごく上映劇場が限られていますよね・・・。(悲)
関西でも「スカートで行ったら足がかゆくなる」と密かにささやかれる 劇場(!)1館のみの上映です。 多分あっという間にDVD発売になると思うのでぜひ観てくださいね〜。 確かに去年までだったらこのメンバーにエヂがいて当然・・・という感じですよね。 今回のショーンはほとんど堅気には見えません。(笑) acineさんもお気に入りサム・リーは今回は完全に脇を固める出演ですが いつもの如くものすごく味わいありますよ〜。 そうそう、今月は7日が開放DAYだなーと思いつつ、acineさんは忘れずに 録画しているかしら?と思っていたところでした。(笑) 私はMATVあのまま契約継続していますよ。 何やかやでそれほど観ることはできないのですが、気になる作品は 録画してボチボチ観ています〜。
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