5歳の娘と2人暮らしのシングルマザー、ユ・ジヨン(キム・ユンジン)は敏腕弁護士。
そんなある日娘の運動会参加中に娘が何者かに誘拐される。
犯人からの要求は現在殺人事件で有罪目前の男チョン・チョルチンの無罪を
勝ち取れということだった・・・。
「セブン」を感じさせるようなスタイリッシュな映像とスピード感のある展開。
むやみにイイ男の韓流スターが出てこないことには好感が持てる。
心理的にジワジワと忍び寄る恐怖心・・・というアジア的なサスペンスというよりは
ハリウッド型エンターテイメントサスペンスという感じだろうか。
大味な印象はあるがとにかく最後まで一気に楽しめる作品だ。
ラストに判明する娘の誘拐犯は・・・
人によっては予測できる人物かもしれないが、何よりも犯人の要求の真意が怖かった。
そうだね・・・そういうのもアリだよね・・・
主人公が捨て身で警察を敵にまわしながらも娘を助けようとする姿よりも
犯人の要求の裏側に潜む思いの深さの方が私にはズッシリとのしかかった。
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