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友人と一緒だったらアクセスの良さが最優先だったり、ダンナと一緒だったら 少しだけ贅沢しちゃったりと使い分けするのがホテル選び。 今回は1人旅だったのでどこに泊まろうと自由自在。 もちろんリーズナブルな価格で、というのが大前提だが。 たまにはあえて沙田(さーてぃん)や荃湾(ちゅんわん)あたりの ちょっと郊外にしてみようかとも思ったのだがふと閃いた。 そうだ、この前通りかかって「あら、いつの間にかこんな所にホテルが!」と 目について気になっていたあのホテルにしようではないか。 そのホテルはCourtyard Hong Kong(香港萬怡酒店)。 この「コートヤード」というのはマリオットの中級ブランドだそう。 ホテルの看板にもMarriottの文字がしっかりと。 MTRが通っていないことで不便と思われがちなこの地区だが バス、ミニバス、トラムがひっきりなしに走っているため実のところ 不便とは感じない。 もっとも私は香港在住の頃このあたりに住んでいたため愛着があるのだが。 ホテルのまわりはローカル色豊かで観光客がほとんどいないのも〇。 水街あたりからガーッと山側へ登っていくと香港大学も近く、 海側とはまた違った街並みが楽しめる。 さてこのホテル、1泊8,000円弱/1部屋というお手頃価格のわりにはかなり快適。 フロントもテキパキとしていて極めて感じ良し。 ラッキーにもシービューのお部屋にしていただきました。(嬉) といっても尖沙咀(ちむさーちょい)あたりのホテルから見える海とはかなり違うけど。 思うにこのホテル、平べったくて背高ノッポなので客室のほとんどがシービューなのかも。 室内金庫、スリッパ、バスローブ、アイロン&アイロン台完備で 収納もたっぷりありなかなか快適なお部屋。 お風呂にバスタブはないけど私は特に問題なし。 こんなワケでコストパフォーマンスを考えると大満足のホテルだったのだが 1つだけ難点を挙げるとすればタクシー。 チェックアウト後ホテルから香港站までタクシーで行こうとホテルのタクシー乗り場へ。 ところがこのホテルの正面玄関がメイン通りの徳輔道から曲がった所にあり、 ホテルを越えたすぐ先には九龍サイドとつながる西トンネルがある立地。 なのでホテルの前を通るタクシーは軒並みすでに先客ありで西トンネルへ向かう。 そこでホテルの従業員はどうやってタクシーをホテルへ誘導したかというと・・・ 自ら通りへ出て(実際どこまで行ったのかは不明)タクシーを止めて乗り込み そのままホテルまでタクシーで乗りつける。 それをタクシー待ちのホテルの客に譲るというビックリするような技を披露。 ということでタクシーに乗りたければ1~2分歩いて徳輔道に出て 自力で捕まえた方がてっとり早いと思う。 ホテルから飛び出せば目の前に広がるのは徳輔道(Des Voeux Road)。 トラムがのんびりガタガタ走り、少し上環方面へ歩けばまわりは乾物屋だらけ。 何気なく覗いた針灸院ではオヤジさんが頭中に針をさされてヘルレイザー状態。 思わず戦慄〜! Courtyard Hong Kong 167 Connaught Road West Hong Kong Phone: 852 3717 8888
by sabunori
| 2010-02-25 22:33
| 2010年1月香港旅行
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