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学校ではクラスメートから陰湿ないじめを受けていた。 孤独なオスカーがふとしたことから隣に住むエリ(リーナ・レアンデション)と出会い 不思議な魅力を持つエリに惹かれていく。 その頃彼らの周辺で血を抜かれ殺害されるという猟奇的な殺人事件が起こっていた。 決してホラーではない。 かと言って単純にラブストーリーと言ってしまってもいいものか。 あやふやで複雑で繊細で・・・ 物語全編に渡り絶えず底辺にあるのは静かな悲しみの感情だ。 それはオスカーが抱くいじめっ子への憎しみとあきらめ 何も気づいてくれない親への期待と絶望 そしてエリが呪う自分の運命。 北欧独特の寒々とした透き通った空気が物語の透明感を引き立てる。 残酷なシーンでさえその空気に包み込まれると生々しさよりも美しさを感じてしまう。 物語では語られていない事柄が多い。 たとえば エリと生活を共にし、エリのために殺人を繰り返す中年男性。 2人の関係は語られぬまま、やがて男は悲劇の最期を迎える。 この男もエリと出会った頃はオスカーとエリのような関係だったのかもしれない。 しかし男は年をとり、エリは子供のまま。 こうやってエリは何人も何十人もの人間と濃い関係を保ち、 ある時期が来るとその関係を一方的に断ち切ってきたのだろうか。 そう考えていくとある意味ハッピーエンドのようにも感じるラストシーンの その先に待ち構えているのは年老いたオスカーの悲しい末路だ。 いや、それはそれでいいのかもしれない。 「とどまって死を迎えるよりもここを去って生き延びる」ことを オスカー自身が選んだのだから。 果たしてエリは女の子だったのだろうか。 オスカーがエリに言う。 「僕のガールフレンドになってくれる?」 「無理だよ。女の子じゃないし」 このセリフは一見「見かけは12歳だけれど実は君よりずっとずっと年上だし」 という意味にとることができる。 なんといっても邦題は「ぼくのエリ 200歳の少女」なのだから。 だけどエリが女であるという決定的な事実はどこにも出てこない。 私はこのセリフを「無理だよ。女じゃなく男なんだから」 というふうに解釈してしまったのだが・・・。 ヒントとなるシーンはあった。 オスカーがエリの裸を見て驚くシーンだ。 しかし彼がなぜ驚いたのかが私たちにはわからなかった。 だが男であれ女であれ2人の関係には大きな違いはないのかもしれない。 昼間は会えないエリとモールス信号で会話するラストシーン。 オスカーの穏やかな表情を見てそんなことを思った。 さて、ここから先は蛇足の感想。 主演の2人の存在感の素晴らしさは言うまでもないが 実は私が2人よりも演技派だと思ったのは犬と猫。 両者とも主役たちを喰うほどの目の覚めるような演技を披露している。(笑) 案の定すでにリメイク作品は完成し今年の10月に全米公開だという。 予告編を観てみたが予想通り「ただのホラー映画」という印象。 アメリカ映画ではこの作品独特の北欧の透明な空気を描くことはできない。 どちらか1作観るとすれば絶対に本作をお薦めする。 ぼくのエリ 200歳の少女 オフィシャルサイト
by sabunori
| 2010-08-23 13:50
| MOVIE
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Trackback(6)
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Comments(12)
Tracked
from It's a wonde..
at 2010-08-24 00:28
タイトル : 「ぼくのエリ 200歳の少女」
2008年/スウェーデン 監督/トーマス・アルフレッドソン 出演/カーレ・ヘーデブラント リーナ・レアンデション いじめられっ子のオスカーの隣に引っ越してきた謎の少女エリ。夜、彼女と言葉を交わすうちに、彼女に惹かれていくオスカー。しかしエリは、ヴァンパイアだった・・・というストーリー。 原作はヨン・アイヒデ・リンドクビストのベストセラー小説「モールス」。未読ですが、映画を観て感じることと原作ではわりと違いがあるとか。例えば、オスカーのイケメンのお父さんってもしかして...... more
Tracked
from ヨーロッパ映画を観よう!
at 2010-08-25 19:45
タイトル : 「ぼくのエリ 200歳の少女」
「Låt den rätte komma in」…aka「Let the Right One In」2008 スエーデン オスカーにカーレ・ヘーデブラント。 エリにリーナ・レアンデション。 エリの父親にペール・ラグナー。 監督、編集にトーマス・アルフレッドソン。 12歳になる少年オスカーはストックホルム郊外の集合住宅に母親と暮らしている。彼は日々、同級生からのイジメに苦しんでいるが誰も助けてくれようとはしない。そんな折、オスカーの家の隣にエリという少女が父親と共に引っ越して来る。エリ...... more
Tracked
from to Heart
at 2010-09-05 12:16
タイトル : ぼくのエリ 200歳の少女
怖ろしくも、哀しく、美しい12歳の初恋 原題 LAT DEN RATTE KOMMA IN/LET THE RIGHT ONE IN 製作年度 2008 製作国・地域 スウェーデン 上映時間 115分 映倫 PG12 ... more
Tracked
from Viva La Vida..
at 2010-09-07 18:36
タイトル : ■映画『ぼくのエリ 200歳の少女』
いわゆるボーイ・ミーツ・ガールな少年の成長物語かと思っていたら、大きく裏切られる北欧ヴァンパイア・ムービー『ぼくのエリ 200歳の少女』。 いじめられっこの孤独な少年とエキゾチックでミステリアスなヴァンパイア少女の切なくも美しい恋…というような表現は、この作品と... more
Tracked
from E!Place
at 2010-10-05 23:40
タイトル : 正しき者を中に入れよ。
『ぼくのエリ 200歳の少女』(2008) ※注意!ネタバレしています※ ●観た理由● 女子友達が誘ってくれたので。 ●覚え書き:この映画を観て思ったこと● 予想外にお気に入りの一本となった。 信..... more
Tracked
from Subterranean..
at 2011-02-12 13:20
タイトル : ぼくのエリ 200歳の少女 (Låt den rätte..
監督 トーマス・アルフレッドソン 主演 カーレ・ヘーデブラント 2008年 スウェーデン映画 115分 ラブロマンス 採点★★★★★ 初恋の思い出ってのはさっぱり覚えていないんですが、初めての彼女の事は意外とまだ覚えているもので。未練とかそんな感じのは全然ない…... more
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mayumi-68 at 2010-08-24 00:32
えっ。ハリウッドリメイク、もう完成して今年の10月全米公開ですか。早いなー。ハリウッド・・・。
ちなみに、エリと中年男性の関係や、エリの性別について(「女の子じゃない」発言)についての解釈は、私は映画を観てる時はsabunoriさんと同じでした。だから、後になって「実はこうなんだよ」と知った時、「あの映像でわかるわけないじゃん!」と思いました・・・。この部分、ハリウッドならもっと直接的に描きそうですね。
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sabunori at 2010-08-24 22:27
mayumiさん、こんばんは。
そうなんですよ。すでにリメイク作品は完成済みだそうで。 外国映画のリメイクと昔の映画のリメイクが多い昨今のハリウッド映画、 やっぱりネタ切れなんでしょうかね。 あのモザイク映像は本当に観客を迷わせますよね。 それにおっしゃる通りあの作品だけを観てあの描き方で全てを理解するのは 無理ですよね。 ハリウッド作では「みなまで言うな」くらいわかりやすくしてくれたりして?(笑)
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margot2005 at 2010-08-25 19:55
sabunoriさん、TBありがとう!
これはsabunoriさん好みかと想像しておりました。 エリがほんとは男だとかいろいろ言われてますが..先日、本屋でこの映画の翻訳本を見つけ読もうかと手に取ったのですが、他に読む本があるのでやめにしました。原作にはエリや、エリの同居人(父親)のことが詳しく書かれているかもですね? リリカルで素敵なヴァンパイア映画だったと思います。 ハリウッド・リメイク!ですか?ヴァンパイア映画アメリカンは好きですよね? さてさて、あまりの熱さに少々だれております。 また香港に行かれたsabunoriさんが羨ましい!です。 W Hong Kong 良さげですねぇ。
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sabunori at 2010-08-26 21:03
margotさーん、毎日お暑うございます〜。
映画館へ行くまでが暑くてつらいですよね。着いてしまえば極楽ですが。 ところでこの作品、私の好みの作品だとバレました? あのラスト間際の血生臭いシーンも北欧の空気の中、美しさすら 感じてしまうほどでした。 原作ではおそらく映画では語られていない事実が明かされているのでしょうね。 ハリウッドリメイク作品の素早さにはビックリしました。 といってもこの作品2008年製作なんですね。 ヴァンパイア映画・・・確かに結構多いかもしれませんね、ハリウッド映画。 W香港はスタイリッシュでお洒落なホテルでした。 空港から外に出ることなく到着できるので便利でしたよ♪
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kira
at 2010-09-05 12:30
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こんにちは。
これはきっとsabunoriさんはご覧になる、と思っていました。 ハリウッド、リメイクはもう直ぐ公開なんですか(^^; 本当にオリジナル作品って、少ないですよね、ここ数年のアチラは、 作家や脚本家不足をさらけ出してると感じます。加えて監督の新旧交代も。。。 ところで、あのモザイクとしつこいまでのエリの弁明めいたセリフと、 あの瞬間のオスカーの表情で「きっと、そうだったんだ」と思いました。 スゥエーデン映画ですし(^^; あのあとの二人。穏やかな夜はなくても、一人ぼっちではない、かけがえのない日々が幸せでありますように、 そう願ってしまいましたね~。
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sabunori at 2010-09-05 22:09
kiraさん、ははは。バレましたか。私の好みの作品だと。(笑)
説明不足、とも言えるのですが多くを語りすぎないいさぎよさも この作品の魅力なのかもしれませんね。 観終ってあれこれと自分で辻褄あわせをしつつ考えるのもまた楽し、 という感じです。 あのあとの2人。 ラストシーンでモールス信号でエリと話しながらオスカーが見せる 穏やかな微笑。 そんな静かな幸せの時間が続くことを祈るばかりでした。
こちらにも。
予想を上回る出来と結末で、僕のお気に入りの一本となりました。 北欧の深々と冷え込む白い世界観がとても印象的で、だからこそあの血の色が対照的に映えたのだと感じましたね。 僕もsabunoriさんと同じく、残酷さよりも美しさを感じてしまったひとりです。 原作小説にはエリと年配の男性との関係が詳しく書かれているようですね。 あのモザイクに関しては日本サイドによるフィルムの欠損だと云われているようですよ。 映画館によっては、上映前にお詫びのアナウンスがあったみたいです。 …と何かの記事で読みました。 必要以上に多くを語らないミステリアスな部分も欧州映画らしくて好感が持てました。 オスカーの行く末を想像するとハッピーエンドなような、アン・ハッピーエンドなような気分になりますが…。
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sabunori at 2010-09-18 22:34
Elijahさんのブログの「My Recent Movie」にアップされているので
感想はいつ書かれるのかしらと楽しみにしております。 私もアップしていない映画がたまっていてどんどん記憶が・・・。 この作品、オスカーの肌の白さが強烈に印象に残っています。 静けさと冷たい空気にスウェーデン語の響きが美しかったですね。 ところであのモザイク・・・ えぇ〜っそんなアナウンスがあった劇場があったのですか? フィルムの欠損って・・・どういうことでしょ!? 原作小説を読めば映画で語られていないエリの過去や 年配の男性との関係などが明らかになると私も仲良くしていただいている ブロガーさんから教えていただきました。 でも映画のバッサリとそのあたりを切り捨てた潔さもそれはそれでよかったかな、と。 ラストは複雑な気持ちになってしまいますよね。
sabunoriさん、再びお邪魔します。
>フィルムの欠損って・・・どういうことでしょ!? ↑どうもあえてフィルムに傷をつけたようです(欠損という表現が間違っていたと思います、済みません)。 モザイクとはニュアンスが違うみたいなんですよね。
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sabunori at 2010-09-19 22:25
Elijahさん、私の小さな疑問に対する回答、ありがとうございます♪
と、するとオリジナル版ではエリに関する1つの謎が解ける、という ことなのでしょうかね。 あえて傷を入れることとモザイクの違いがよくわかりません・・・。
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at 2010-09-29 21:47
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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sabunori at 2010-10-01 00:05
鍵コメさん、早速見てきました!
鍵コメさんのおっしゃる通りの映像でしたね・・・。 つまり原作に忠実に映像化した、ということですね。 でもこの映像だけを観てもエリの過去は語られていないわけで (日本公開版は短くカットされているという可能性はあるのかしら) 原作を知らなければ謎は深まるばかり・・・な気もしますねぇ。
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