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「関於愛(about love)」を観た。 東京、台北、上海を舞台にした3つの恋に関するオムニバス・ストーリー。 テーマはそれぞれ「你好」「謝々」「再見」。 ストーリー的にピカいちとは思わないが、感覚として一番わかる!と 思ったのは台北編だった。 加瀬亮演じる鉄ちゃんとメイビス・ファン演じるアスー。 この2人の会話がストーリーの大部分を占める。 が、鉄ちゃんは台北に来て間もないのか中国語がそれほどできず なかなか会話にならない。 それでもアスーはマシンガンのように中国語をまくしたてる。 あの相手の言っているコトがわかりそうでわからなくて、 言いたいコトがもどかしいほど言えなくて・・・という感覚。 スクリーンで観るとほほえましくて笑ってしまうが 海外で暮らしたコトのあるヒトなら多分ほとんどが経験済みだろう。 そのあたりの表現が(もしかしたら演技じゃないかも)かなりリアルで 思わず鉄ちゃんガンバレ!と応援してしまう。 でもそれでも。 魅かれあう2人にはコトバはそれほど重要ではないのだ、実のところ。 私はそう思っている。 2人はこのあと恋人になるのだろうか。 ちょっと中国語が達者になってもやっぱり気のいい鉄ちゃんは アスーに振り回されて汗ダラダラかいていそう。 1年後のこの2人も覗いてみたい・・・そんな気にさせるストーリー。 1つだけ残念だったのは上海編に主演する塚本高史。 どう考えても日本語教師には見えず上海の街でも浮いてしまって見えた。 ストーリーと相手役のリー・シャオルーがよかっただけにホント残念。 そんな風に感じたのは私だけだろうか。 この映画を観て「また中国語始めようかな」とふと思う秋の午後。 日本・中国合作
by sabunori
| 2005-10-25 16:39
| MOVIE
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Trackback(3)
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Comments(6)
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from あじさいCinema
at 2005-10-25 20:29
タイトル : アバウト・ラブ/関於愛
(日/台湾/中) 監督:下山天(東京)/イー・ツーイェン(台北)/チャン・イーパイ(上海) 出演:伊東美咲/チェン・ボーリン 加瀬亮・メイビス・ファン 塚本高史/リー・シャオルー 恋人に突然振られた画家の美智子、 偶然に彼女とすれ違い、その涙を見た台北からの留学生ヤオは、 彼女を元気付ける為に、あることを決行する。 振られた恋人を忘れられないアスーは 悲しみを埋める為に夜中本棚を作り始める。 以前にバーで合った日本人鉄ちゃんに手伝ってくれるよう呼び出す。 喜ぶ鉄ちゃん。 だが、アスーの心の中には前...... more
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from any's cinedi..
at 2005-11-20 11:58
Tracked
from 茸茶の想い ∞ ~祇園精..
at 2006-09-08 17:36
タイトル : 映画『about love アバウト・ラブ/関於愛』
原題:About Love 失恋、そして新たな出会いと片思いから芽生える恋、東京、台北、上海を舞台に留学生と現地の女性との様々な恋が綴られる。遙かなる異国の地で・・・ 恋人と別れたばかりの画家の美智子(伊東美咲)、彼女の絵に惹かれた漫画家志望のヤオ(チェン・ボーリン)は... more
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sivaxxxx at 2005-10-25 22:22
確かに、このあとどうなるのかな・・・って期待しちゃいますよね。
とんちんかんな会話を繰り返すシーンは会場のあちこちで 笑いが起きていました。 みんな、うんうん分かるーと思いつつ、ほほえましく見ていたのでしょうね。 私もその一人です。
0
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sabunori at 2005-10-26 13:42
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マウ
at 2005-10-26 16:37
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台北帰りで、台北って言葉につられて見てしまいました。DVDですが。
台北の町並みを期待したのに、ほとんど彼女の部屋しかでてきませんでしたけど、2人のやり取り面白かったです。他の日本人の俳優は、中国人俳優さんに食われていましたね、でも鉄チャンだけは、対等の存在感アリ。あの俳優さんはどういう人なのですか? アス―演じてた子は、歌手なんですよね?1度歌を聴いて見たくなりました。 黒板が家にあると便利かも。あの部屋も可愛かった。
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sabunori at 2005-10-26 17:19
sabunoriさん、こんにちは。
台北編の二人のやりとりは言葉を超えたコミュニケーションが実践されていて、とても印象に残りました。 鉄っちゃんが書いた“理解”という一言がすごく良かったです。 上海編の塚本さんは日本語教師に見えないというか、何しに上海に留学してたのかが、分からなかったです(笑)
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sabunori at 2005-11-20 15:02
anyさん、どうもです。
鉄ちゃんとアスーのかけあい(?)、印象的でしたよねぇ。 上海編の塚本高史くん・・・全てが謎でした、私にとっては。 あんなに勘の悪いオトコっているんだろうか!?と 結構イライラもしちゃいました。(笑)
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