むむむ・・・。
「なぜ主人公を変えてまでこのシリーズを作り続けるのか?」
本作鑑賞前の私の疑問は鑑賞後ますます膨らむこととなった。
私はこれを最後にこのシリーズからはお暇させていただきますわ。
全く面白くない!という作品ではない。
でもDVDでもよかったかな・・・というのが正直なところ。
前半眠気に襲われてところどころ意識を失っていたので大きなコトは言えないのだが、
後半からラストまでのアーロン(ジェレミー・レナー)とマルタ(レイチェル・ワイズ)の
逃亡シーンはその長さに「あとどれだけ続くのだろうか」と時計が気になる始末。
香港映画を観過ぎているせいだろうか。
あの程度のアクションシーンでは満足出来ず物足りないったらありゃしない。
だってヒネリもなきゃ笑いがあるわけでもなく(ないよな)退屈なんだもの。
アーロンとマルタを追うバンコクからやって来る最強の男がまたミスキャスト。
彼に追われても全然怖さを感じない。
実際マルタにやられてしまうなんて情けないったら・・・。(笑)
ラストシーンで2人が乗った船が行く海の美しさが何よりも心に残った。
これから先彼らがたどり着くのはどこになるのか。
そしてそこからまた新たな物語が続いて行くに違いない。
ファンの方は続編を楽しみに待ちましょう。
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