フェイスブックで出会ってお互い惹かれあって・・・。
昔ならね、文通ですよ。
1回1回のやりとりが長かったこと。
本当にいい時代になったもんです。
日本サイド、台湾サイド全部ひっくるめて全員イイヒトで嬉しい。
中でも主演の2人が断然魅力的で。
特にリンちゃん(簡嫚書:ジエン・マンユー)の大らかで素直で
好きと思ったら一直線な行動力とくるくる変わる表情が愛らしいったら。
一方のモギさん(中野裕太)の口数は少ないけれど誠実さがにじみ出た
キャラクターも好感が持てる。
うん、お似合いの2人。
女子同志で訪れる台湾というのは自分も経験済みだし定番の旅だが
本作でモギさんが友人2人とともに初めて訪れる「男3人台湾旅」は
興味深かった。
女子旅だったら絶対にあんな所に宿泊しないよねぇ、とか
「まつやま、いたばし」ってやっぱり言っちゃうよねぇ、とか。
リンちゃんは大学で日本語を専攻していて日本語が話せるとはいえ
2人の会話はシンプル。
だけど言葉はシンプルなほどシンプルゆえに心を打つと思うのだ。
だからこそこの2人の普通なラブストーリーがこれほどまでに
微笑ましくステキな作品になり得たのかもしれない。
ママは日本へ嫁に行っちゃダメと言うけれど。
日本・台湾合作