「中英街一號」非常好!
本作品は大阪アジアン映画祭がワールドプレミア。
香港でもまだ公開されていません。
世界で最初に鑑賞する機会を与えてくれた本映画祭に感謝です。
実は私達と一緒に客席で作品を鑑賞していたデレク・チウ監督と
3人の主演俳優達が上映終了後に客席から舞台へ登場するというサプライズも。
冒頭の挨拶で監督が感極まり言葉につまるとすかさず隣にいた主演の1人
ネオ・ヤウが「まずは僕から挨拶を…」
とさりげなくフォローしたり、監督の涙にもらい泣きする
主演女優フィッシュ・リウの姿に作品完成までの苦労やスタッフ、俳優達の
結束の固さなども感じられる素敵な時間でした。
実はキャスティングにあたっては出演した俳優陣以外にも
声をかけていたと監督談。
しかし映画の内容が政治色が濃いことや今後の大陸での仕事に
影響するのではとの懸念からオファーを断る俳優陣もいたようで
キャスティング決定は大変だったようです。
そういったエピソードを聞くと舞台にチョコンと座りスクリーンの中よりも
小柄で普通の若者に見える主演の3人俳優の内に秘めた志や信念、
香港への愛などを感じられ思わずハグしたい衝動に。(笑)
それはできなかったので心からの拍手を送りました。
作品の感想は後日ゆっくりと。