夏のこの時期、劇場で観たい作品がまず少ない。
そんな中消去法で残った本作を鑑賞。
薄々イヤな予感はしていたが・・・うん、まぁハズレでした。(笑)
DVD鑑賞で十分だったな、と思ったがいやいやDVDだったら
多分私は最後まで観ることはなかったかも。
そう考えれば劇場鑑賞は間違いではなかったとポジテイブ思考でいこう。
コメディなのか?サスペンスなのか?
なんとも中途半端な印象。
最後まで主演の2人に愛着を感じることがなく感情移入も出来ず。
そんな冷めた気持ちの私とは裏腹に劇場はほぼ満席だったのは
主演の1人アルバイト学生役の男の子のファンが詰めかけたからだろう。
亡くなった朝鮮族の男の子が唯一好感を持てる登場人物だった。
若い頃の李連杰(ジェット・リー)を思い起させる風貌の彼が
忽然と消えても警察も周囲も騒ぎ立てないという事実が
唯一胸を締めつけたエピソードだった。
7号室 オフィシャルサイト