0.001秒の短縮のために全てを賭ける男たちの物語。
口が達者で押しの強いヴィンセント(ジェシー・アイゼンバーグ)と
天才肌のいとこアントン(アレクサンダー・スカルスガルド)の
それぞれ得意分野で力の発揮するエピソードに引き込まれる。
特にアントンが0.001秒の壁を越えるために四苦八苦する姿に
天才というのはひらめきのみで成り立っているのではなく
やはり99%は地道な試行錯誤なのだなぁと思い知らされた。
(イイオトコを封印したアレクサンダー・スカルスガルドに
♥)
しかし物語のラストは意外な結末へとたどり着く。
それじゃ今までの七転八倒は何だったの?と思いはしたものの
それがあったからこそ「一瞬は永遠」というあの美しいラストの
風景たちに出会えたのかもしれない。
ハミングバード・プロジェクト 0.001秒の男たち オフィシャルサイトカナダ・ベルギー合作