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「あなたはあなたの関係者ですか?」 2002年5月26日新宿駅8番プラットホーム。 それまでそれぞれの仲間と楽しそうにおしゃべりをしていた制服姿の女子高生54人が ホームの端に一列に並び手をつなぎ「いっせーのせっ」で飛び込み自殺をした。 島原紀子(吹石一恵)は静岡に住む高校2年生。 ものすごく不幸なわけではないけれど、大学進学をめぐって父親とは平行線。 いつも「こんな場所から別の所へ飛び出したい」と思っていた。 そんな紀子の心のよりどころは同世代の女の子が集うネット上のサークル 「廃墟ドットコム」。 紀子のHNは香水の名前からつけたミツコ、他にも決壊ダムさん、廃人5号さん (映画を観ている間私はずっと「愛人5号さん」だと思っていた)、ろくろっ首さん、 深夜さんたちと悩みを打ち明けあったり励ましあったり。 このサークルの中心的人物に上野駅54さんがいた。 彼女が登場するとピンと張り詰めた1本の糸の上に集うように1つになるメンバー達。 ある日ふとしたことをきっかけに(本当に私から見たらふとしたことなのだ) 家出して東京へ向かう紀子。 そのまま上野駅54ことクミコ(つぐみ)と会い、クミコがやっている 「レンタル家族」を手伝いながら東京での生活がスタートする。 その数ヵ月後、紀子が入り浸っていた「廃墟ドットコム」の存在を知った 紀子の妹ユカ(吉高由里子)もまた紀子の後を追うように行方不明になる。 両親は必死で娘達の居場所を探り、ついに「廃墟ドットコム」との関連にたどり着く・・・。 159分の作品。 だけどあっという間の2時間40分だった。 観終わった今もうまく頭の中を整理できずにてこずっている状態なのだが 乱暴に言ってしまえば「家族とは」「自分とは」を描いた 心にズッシリと重く響く、それでいてどこか捕らえどころのない、 (おそらく私が理解できていないだけだ)なのに美しい作品だった。 (「美しい」という表現が適切かどうかはわからないが、私にはとても美しく思えたのだ) 曲がまた、いい。 テーマ曲「Lemon song」は園子温監督自身の作品らしい。 テーマ曲ってあのワルツの曲だろうか? 妙に軽やかで明るい響きが作品の怖さを際立たせているあの曲。 挿入歌の「バラが咲いた」もノスタルジックな響きがあの決壊ダムさんの 悲しくて恐ろしいシーンを思い起こさせる。 偽りの家族にひとときの安らぎを求める人達 安らぎを求めていたのは客はもちろん、 コインロッカー・ベイビーだったクミコも同様だったのかもしれない。 廃墟ドットコムのメンバー達のそれぞれの最期。 「レンタル家族」で妻に逃げられた男の逃げた妻役を買って出て その男に「ごめんなさい、あなた」と懇願しながら刺されて死んでいく決壊ダムさん。 (決壊ダムさん役の安藤玉恵。無限の底力を感じさせる役者だった。今後の彼女に注目) 54人で飛び込み自殺をする直前の廃人5号さんの振り向いた笑顔。 彼女達の行動は、あの時の流れに逆らわずに死を受け入れていく様は一体何なのか。 「世の中にはいじめられっ子も必要なのよ。ライオンばかりでウサギがいない 世界なんてあるはずないんだから。」 おそらく(DVDになるとは思うが)もう1度観なければいけない作品。 もう1度観て登場人物たちの言葉を、心を、噛み締めてみたい。 DVDは2007年2月23日発売。 劇場公開を観逃した方も、ぜひ! この映画のプロローグとも言われる園子温監督の「自殺サークル」。 これも絶対観る。 紀子の食卓 オフィシャルサイト
by sabunori
| 2006-12-22 17:35
| MOVIE
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Trackback(3)
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Comments(10)
Tracked
from 犬儒学派的牧歌
at 2006-12-30 01:36
Tracked
from サーカスな日々
at 2007-05-07 15:05
タイトル : mini review 07048「紀子の食卓」★★★★..
カテゴリ : ドラマ 製作年 : 2005年 製作国 : 日本 時間 : 158分 公開日 : 2006-09-23~2006-10-27 監督 : 園子温 出演 : 古屋兎丸 光石研 吉高由里子 吹石一恵 つぐみ 17歳の平凡な女子高生・紀子は、父・徹三、母・妙子、妹・ユカの家族4人で暮らしている、。田舎の生活や家族との関係に苛立ちを感じていた彼女は、「廃墟ドットコム」というサイトで知り合った女の子たちに悩みを打ち明けていた。彼女... 続き 詩人は...... more
Tracked
from 悩み事解決コラム
at 2007-10-26 16:15
タイトル : 紀子の食卓
{amazon} 映画『自殺サークル』の続編となる『紀子の食卓』 『自殺サークル』で度々発せられた 「あなたはあなたの関係者ですか?」 この言葉が再び突き刺さる。 あなたは... more
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loveapops at 2006-12-23 02:36
「自殺サークル」の続編だと知ると見る気も起こりませんが、感想を拝見するとずいぶんまともなメッセージ性のある方向に軌道修正されたような。。
グロい物体とか血しぶきが平気でしたら大丈夫とは思いますが、そうでないならプロローグはちょっとキツイので、別物だと思って見られた方が。。 ホラーのコーナーに置いてあることが多いですね(^^;)
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kohakuza at 2006-12-23 04:33
ええっ???園子温って、「東京ガガガ」の園子温ですか?
監督やってこんな沢山映画撮ってたなんて、知らなかったぁ〜。 この「紀子の食卓」私も観てみたい〜。 しかしこちらに来ると観てみたいのが多すぎて、年末年始大忙しです。
こんにちわっ。
これ評価の高い作品ですよねー。 私は新宿まで行くのが面倒で見送ったんですけど、 やっぱり見ておくべきだったーって後悔しました。 DVDになったら私もチャレンジしたいと思います。^_^
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sabunori at 2006-12-23 19:05
梨花さんは「自殺サークル」をご覧になっているんですね。
この作品に比べると随分キワモノ的な作品だったのかな? この「紀子の食卓」はちょっと血生臭いシーンもあるもののホラー映画の カテゴリーではないと思います。 私はグロいのやら血しぶきは全然OKなので観てみようと思います~。 情報ありがとうございました!ホラーコーナーをチェックね!
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sabunori at 2006-12-23 19:12
こはくさん、そうですそうです。その園子温さんです。
この方17歳で詩人としてデビューしたんだそうですね。 おまけにこの名前本名だそうで・・・。 詩人ときいて「あぁなるほど」と思いました。 すごく印象的なカットがたくさんある作品だったので。 私としてはすごく皆さんにオススメしたいのですが、↑で梨花さんもおっしゃって いる通り、ちょっと血が飛んだりしますのでそういうのがダメだとしたら・・・ あんまりオススメできないかも、です。 でも私は今年のベスト10入り決定・・・かな。
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sabunori at 2006-12-23 19:16
chocolateさん、こんばんは。
この作品評価高いんですね・・・よく知りませんでした。 こちらでも関西で唯一公開している劇場が泣きたくなるほど私には遠くて (でも会員になっていたりする。笑)1日1回しかやっていません。 で、私が観に行った日の客層がまたちょっとオタク系の男性がほとんどで 女性は私1人で「えぇ〜なんでっ?」と思っていたらギリギリにもう1人女性が 来てくれました。でも観てよかったです〜。 chocolateさんが気に入るかどうかは・・・謎ですが。(笑) DVDになったら1度観てみてくださいね!
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CaeRu_noix at 2006-12-26 13:18
上野駅54さん、こんにちは。ミツコです。
ふっふっふ。私は決壊ダムさんが好きです♪ あと、ミツコの妹のユカの気持ちにもハマりましたっ。 私はコレ、封切り時には見逃してしまったんですけど、 その後でやってきた『ハザード』(舞台挨拶付!)を観て、 こういう詩的な感性をもった監督は要チェックだわーと 映画祭上映時に『紀子~』を劇場鑑賞いたしましたのです。 いやいや、おもしろかったです。 テーブルの上のみかんの皮から連想しちゃうところからツボ。 本作は今年のベスト邦画部門の何位に入れようか思案中。 でもって、まだ観ていないんですが、都心のツタヤで 『自殺サークル』 と 『奇妙なサーカス』 を借りてきているんですよ。 年の瀬にふさわしい映画じゃないだろと思いつつ、楽しみー。 そんなわけで、よいお年をー
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sabunori at 2006-12-26 17:11
ミツコさん、こんにちは。
じゃぁ待ち合わせは上野駅54で11時に。(笑) あ〜っやっとこの作品を観た方がいたぁ! TBしようにも知ってる方で観た方が見つかりませんでした。 決壊ダムさんは圧倒的に存在感ありましたよね、出演シーンが少ないのに。 私もできたら年内に「自殺サークル」は観るつもりでおります。 DVDあるといいなぁ。 「ハザード」はオダギリがダメなので観る予定はなかったのですが、いいんですか・・・。 どうしようかなぁ。 みかんちゃんも好きだったわ。 かえるさんもよいお年をね! またベスト10発表の時にはおじゃまします~。
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狗山椀太郎(旧・朱雀門)
at 2006-12-30 02:04
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こんばんは
廃墟ドットコムの「白玉」になり損なった狗山です(笑)。 いや、何とも厄介で困惑してしまう映画でしたね。私もレビュー書きには苦労しました。 死に行く少女の心中は察しかねますが、彼女たちの「現実」はよっぽど荒んだ空虚なものだったのでしょうか、クミコの巧みな洗脳が効いたのか、それとも作品上の舞台装置にすぎないと考えたほうがいいのでしょうか、うーむ。ともあれ「決壊ダム」はすごいHNでしたね。名前からして既にぶっ壊れていますから(笑)。 おっ、かえるさんも来ておられますね。年末に続けて園子温作品を見るのはかなり疲れそうな気がしますが・・・そのタフさに感動します。いやホントに。『奇妙なサーカス』もなかなか面白い作品でしたよ。
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sabunori at 2006-12-30 22:17
狗山椀太郎さん、こんばんは。
同じく「赤玉」になりそこねたsabunoriです。(笑) 七藝、人入っていましたか? 私はレイトショーになる前に観なくちゃ!とあせってちょっと前に観てきましたが 思った以上の客入りでした。男性ばかりでしたが。 やっぱりクミコに洗脳されてしまったのでしょうか、彼女たちは・・・? なんとも嬉々として与えられた役を受け入れて去ってしまう彼女たちを 観ながらなんとも居心地の悪さを感じてしまう私でした。 「奇妙なサーカス」、公開時に気になりつつ観逃しました。 面白いんですね。早速DVDで観てみようと思います!
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