♪こんにちは〜こんにちは〜世界の〜国からぁ〜♪
と思わず三波春夫先生の曲を口づさんでしまう私だが、
ケンジと同じく大阪万博には行かなかったクチだ。
ケンジが万博に行けなくなったことを心底悔しがっていたのを観て初めて気づいた。
そうか・・・あの頃子供はみんな大阪万博に行きたくて仕方なかったのか・・・。
うかつだった。
私ったら・・・乗り遅れていたのねぇ。
ケンジの父親のように家族4人で大阪まで行くなんて新幹線代が大変だ!と思って
わが親はその話題を盛り上げなかったのかもしれないが、
彼らにとっては幸いなことに私も妹も特に「行きたい〜!」とおねだりもせず、
テレビに映し出される「月の石」や「太陽の塔」をへぇ〜っと眺めて満足していた。
さて、映画だが。
やっぱりこの手の作品は第1章から3章までガーッと一気に鑑賞したいもんだ。
前章の記憶もまだらになっていて「あぁ、こんな人いたっけ・・・」だの
「そんなエピソードあったような気がする・・・」のオンパレード。
おまけにラストもTo be continuedだからなんともスッキリしない。
今年の8月(間があくのね〜)に最終章を鑑賞して初めてキッチリ感想を書けるのかも。
それでもカンナ(平愛梨)は元気が良くて可愛らしく、ケンジの友人みんなに愛されるのが
納得できるキャラだった。
それにしてもものすごく久しぶりに会ったおじさんの友達たちを一瞬にして
「オッチョおじさん!」「ヨシツネおじさん!」とすぐ見分ける力はスゴイ。(笑)
そしてケンジの仲間たちがこれまたそれぞれナイスな場所に散らばっているんだなぁ。
そんな本作で私の一番のお気に入りはカンナがバイトする中華屋のオヤジ。
小松政夫さんはやっぱり味わい深いわ。
しっかし、ねーざん通りは本当にショボい通りでしたな。(笑)
20世紀少年第2章 最後の希望 オフィシャルサイト