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![]() 父親を亡くした敦(あつし)(原田賢人)と凱(とき)(大前喬一)の兄弟は 母親夕美子(尾野真千子)に連れられて父の故郷台湾を訪れる。 花蓮の森林に囲まれた静かな村で彼らを待っていたのは日本語を話すことができる おじいちゃん(ホン・リウ)だった・・・。 原作は芥川龍之介の短編だというが私は未読。 鬱蒼と茂る深い深い森林の静けさと木々の風邪に揺れる音、香りたつような緑・・・ そこに昔昔日本人によってひかれた一本の線路と古びたトロッコ。 その線路は海を越え日本まで続いていると祖父は思っていたという。 遠い昔日本語教育を受け、日本人として戦争を戦い自らも日本人になろうと思った祖父。 しかし敗戦すると日本は自分たちを切り捨て母国へと引き揚げてしまう。 今でも日本語を話せることを誇りに思う気持ちと 日本政府の自分たちへの仕打ちの間で揺れる心。 日本から来た孫に向かって日本語で自分の日本語名を自己紹介する祖父の姿に 複雑な思いが胸を過ぎる。 一方夫を突然亡くした夕美子。 義母の前で「結婚したこと、子供を産んだこと、仕事を続けたこと・・・ 全て自分で選択したことなのに全てが中途半端なんです」 と泣き崩れる姿に彼女の生真面目さが伝わる。 肩の力を抜いて「まぁいいか」という生き方ができない人なのだろう。 多分亡くなった夫がその空気抜きをしてあげていたのかもしれない。 自分の完璧主義を長男敦にも期待してしまう。 「お母さんが頑張っているんだからあんたが凱をしっかり見ていてくれなきゃ困るでしょ!」 といつでもとばっちりは長男が背負うはめになる。 このエピソードは長女の私にとっては身にしみたなぁ・・・。 どこの家でもだいたいそんなもんだ。 長男長女は出来て当たり前。 出来なきゃ「お姉ちゃん(お兄ちゃん)のくせに!」と怒られる。 別に好きで長女になったわけじゃない。 やめられるならやめてちゃっかりしている妹になりたい。 何度そう思ったことか。 ![]() この母親が泣く現場を目撃してしまった敦は考えてしまう。 「母親は自分達を台湾において日本に帰ってしまうかもしれない」と。 この敦役の男の子の面構えがいい。 いつもなんとなく不満を抱えたムッツリ顔はどこか保積ペペの子役時代のよう。 口をキュッと一文字にしているが笑うと笑顔が愛らしい。 初めて訪れる父の故郷台湾、父が生まれ育った家、家族、聞きとれない中国語、 そして突然消えた父・・・ 10年に満たない彼の人生にとっていっぺんに受け入れ切れない出来事が 一気に押し寄せたはずだ。 「ボクは台湾人なの?日本人なの?」と思わず口をついて出た言葉に 「大きくなったら自分で決めればいい」 ゆったりと微笑みかけながら言う祖父の顔が印象的だった。 ![]() 台湾の田舎でひっそりと暮らし息子の死を親不孝と嘆く老夫婦、 両親を台北に引き取って一緒に暮らさないかと持ちかける夕美子の夫の兄孟堅 (チャン・ハン)とその妻との心のすれ違い、 夫という支えを失いどう生きていけばいいかわからなくなる夕美子、 そんな母の姿にこれからの生活に不安を抱く息子敦・・・ それぞれの人生が思いやりを持ちながら少しづつ絡みあい、 温かな人間関係を紡いでいく。 カタカタと山道を一歩づつゆっくり進んでいくトロッコのように愛しい人生を 垣間見せてくれた良質な作品だった。 「癒し」だの「マイナスイオン」だのといった類の単語は憎んでいるので あえて使わず感想を仕上げてみた。 はい、ただのヘンクツ王だ。(笑) ところで・・・ 一見地味なキャストにサプライズが2つ。 夕美子の夫の兄孟堅役のチャン・ハンは張震(チャン・チェン)の実兄。(写真左) 横顔と頭のそりこみ加減が似ている・・・。(笑) ![]() ![]() もう1人、トロッコを引き、毎日山奥に住む祖父のもとを訪れる青年振哲。 子供の頃起こった地滑りで家と両親を失い、自らは祖父によって助けられた。 愛する祖父と故郷を守るため日本に留学して農業を学びたいと敦に語るこの青年、 絶対タダモノではなかろう・・・と思ったら「花蓮の夏」に主演していた ブライアン・チャン(張睿家)だった。(写真右) トロッコ オフィシャルサイト ▲
by sabunori
| 2010-05-31 12:35
| MOVIE
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本日晴れてポリバケツなエリザベスから開放! 自由な身のありがたさを身に沁みつつ満喫するシロとなりました。 視野が広いわ〜ん。 というわけで朝一番に病院へ行って抜糸を済ませたその足でMIA’S BREADさんへ。 前回パンの配達をしてもらったときに不在にしてパンだけペロリといただいていた (我が家がよくやるこの踏み倒し、食い逃げ・・・ゴメンナサイ、へへ。) ツケの精算のため向かったワケでして。 本日土曜日の朝はモーニングカフェをオープンしています。 店頭のメニュー看板で念入りにメニューを検討するシロ・・・ ![]() せっかくなので店内もご紹介。 ![]() ![]() 老後はハワイへ移住か!?というほどハワイ好きなMIAさんなので やっぱり店内も風通しが良くてどこか潮の香りがするから不思議。 テイクアウトしたカレースープも具だくさん&スパイシーで美味でございました。 そうそう、私とシロとマルコの三千里。 現在ブエノスアイレスにすでに到着したものの、お母さんは見つからず、 どうやらバイアブランカにいるらしいとの情報をキャッチ。 現在は再会したペッピーノ一座とともにバイアブランカに向かっています。 ききっ。 現在までの累積歩数 270,840歩 バイアブランカまであと 89,160歩 ▲
by sabunori
| 2010-05-29 14:23
| SHIRO
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![]() チェコアニメ短編6本を鑑賞。 子連れの家族もチラホラと目についたがいわゆる子供向けアニメではない。 6本中後半3本が印象に残った。 ダ・ヴィンチのデッサンがスルスルと動き出し映像や写真へと繋がっていく 「レオナルドの日記」(1972年作)。 キュルキュルキュル・・・とダ・ヴィンチの肖像画のラインがリズミカルに動き出し イマジネーションを刺激される映像と音楽の共演に思わずワクワク。 「日曜日に水辺に出かけるごっこをしよう」と小さなクマを誘う大きなクマのハナシ。 人(クマ?)の良い小さなクマはずる賢い大きなクマに言いくるめられて いつでも損な役回り。 今回はそれを警戒するものの、やっぱり大きなクマにダマされてしまう。 その晩家で「あれ?ひょっとして今日もまたボク言いくるめられた?」 とぼんやり考えながら眠りにつく・・・。 なんともマヌケで愛らしいクマのお話。 クマたちのキャラクターもフェルトを切り抜いて手作りしたような優しい手触りの 「ぼくらと遊ぼう!水辺の話」(1962年作)。 約半世紀前の作品と聞いてびっくり仰天・・・! 古さから一周まわって新しさすら感じたりして? そして「ナイト・エンジェル」(1986年作)は人形劇によるラブ・ストーリー。 昔家のテレビの上に飾ってあったフランス人形のようなキャラクターたちに ひどく懐かしさを感じて優しい気持ちになる。 交通事故で視力を失った青年の世界を美しく幻想的な映像で描く。 知り尽くしているはずの自分の部屋が視力を失うことで青年に対し牙をむく。 彼が直に触れることでその触れた部分から暗闇にあかりが灯るように テーブルやイスが姿を現していく映像がリアルで印象的だった。 ▲
by sabunori
| 2010-05-28 23:25
| MOVIE
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九条という街は私を困らす。 シネ・ヌーヴォへ映画を観に行き、ちょっとランチでも・・・と思っても 女1人で手軽にフラリと入れるジャストサイズのお店が見当たらないのだ。 1軒「いずみカリー」という知る人ぞ知るカレーの名店はあるものの、 狭い店内はいつも込み合って女1人で入るのは少々躊躇する。 仕方なく商店街のパン屋でパンを買って劇場へ持ち込んで食べてみたり、 マックでお茶を濁したりするはめになるのが常・・・。 どこの劇場へ行ってもそれとセットにお気に入りランチのお店は確保している私だが 九条だけはそれができない。 悔しい。 絶対どこかに私を呼んでいるお店があるはずだ!と今日も私は九条の街を彷徨う。(笑) 先日友人とシネ・ヌーヴォへ行った帰り、目についた喫茶店に飛び込んでみた。 喫茶店の名は「サロット」。 (この店名で合っていると思う・・・失念して後から調べたのだ) 中央線九条駅から商店街に入り、すぐの左手にあるこじんまりとした間口のお店だ。 ![]() 喫茶店の基本、店内は木を基調とした落ち着いた造り。 やっぱりこういうのが落ち着きますな〜。 私は煙草を吸わないので煙草の煙は少々苦痛ではあるものの、 喫茶店に煙草はつきもの・・・この際そう割り切りましょう。 ここ九条といえば近鉄バッファローズのお膝元、京セラドームもすぐそば。 店内にもバッファローズ関連のグッズなどがチラホラと。 プロ野球に興味ゼロの私としてはその手のモノはちょっと・・・と思うのだが 地元あげての応援は当然でしょう。 ところでこのお店で友人がオーダーした「ホット・オレンジ」なるもの。 ![]() 中にはミカン(オレンジではなく「ミカン」なところがナイス)が隠れていて2度ビックリ。 友人曰く「あま〜っ!毎日飲んだら体壊すわ〜」 だそうだがなんとも見た目が愛らしい飲み物ではないか。 ▲
by sabunori
| 2010-05-27 13:28
| EAT
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昨日から風邪と思われる症状でダウンしておりました。 家事一切を放棄して寝込んでいたためシロの毛が家中に舞い上がっている状態。 何をおいても今日は掃除だけはしなければ・・・。 家族全員シロの毛で病気になるわ。(笑) 昨日の夕方のお散歩はダンナが帰るまでじっと我慢のシロ。 2階で寝ている私に「遊ぼー」やら「ご飯~」やら「お散歩!」やらねだることなく 大人しくしていてくれたのがありがたかったよ。(涙) 今日はリビングに降りてきた途端「遊べ攻撃」がすごいけど。 (顔から突進されるとエリザベスがぶつかって痛いのなんのって・・・) そんなわけでコメントのお返事が大変遅れておりますが もう少々お待ちください。 ▲
by sabunori
| 2010-05-27 07:45
| INFORMATION
![]() ![]() 先週末に去勢手術をしました。 去勢をする、しないはそれぞれ飼い主さんの考えがあると思いますが 我が家ではすることにしました。 抜糸までの1週間、このポリバケツ・・・ いえ、エリザベスカラーをつけて生活しなければなりません。 もちろん傷口舐め防止のためなのですが 大昔、どこかの犬がこのエリザベスカラーをつけているのを初めて見たとき つける理由を知らなかった私は考えた末に自分で1つの結論にたどり着きました。 「きっと集中力をつける目的なのだわ」 ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ しかし、これをつけていると本人(犬)はストレスがたまることでしょう。 寝転んで耳の後ろを足で掻いているつもりでガリガリとエリザベスを掻いていたり ツ〜ンと口をくちばし状にしないと何かを口にくわえることができなかったり・・・。 そしてもちろんガシガシとあちらこちらにぶつかってフラフラしながら 歩いています。(笑) それにしても・・・ なにゆえこんなに鮮やかなブルーなのでしょう、センセイ。 ▲
by sabunori
| 2010-05-25 15:03
| SHIRO
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昨日のニュースでカンヌ映画祭の作品賞、パルム・ドールを北野たけし監督が 惜しくも(←本当に惜しかったのか??)逃したというニュースを知った。 北野監督作品もカンヌ映画祭もとんと興味がないのでどうでもいいのだが(笑) パルム・ドールを獲得したのがタイの監督だと聞いて少々興味が沸いた。 なになにアピチャッポン・ウィーラセタクン監督・・・ タイの監督の名前はどうやっても覚えられない私だが、 監督の過去の作品をチェックすると私も観たことのある作品があってビックリした。 それは今回の受賞作「ブンミおじさん」ではなく2004年製作の「トロピカル・マラディ」。 2月に鑑賞したものの、どうしても感想を書くことができずそのまま放置した作品だ。 ![]() カンヌ映画祭2004審査員賞受賞 東京フィルメックス2004最優秀作品賞受賞 という輝かしい作品でありながら、 なにしろ私の単純な頭では理解不可能な作品だった。 山村で兵士のケンと村の青年トンが出会い、ほんのりと2人が心を通わせる エピソードを綴った物語の前半。 ここまではなかなか興味深く、山村の空気と2人の歩み寄る姿がゆったりと 心地良く描かれていたのだが、後半に入っていきなり物語の色合いが変わる。 それは「呪いにより人間が虎に姿を変える」というタイに伝わる物語を下敷きにした ストーリーとなり、2人が山へと足を運び虎が姿を現すのを待つ・・・ というような物語だった(と思う)。 「思う」というのは後半ほとんど気を失っていたため断言ができない状態なのだ。(笑) 睡魔に襲われて意識が遠のき、しばらくしてふと意識を取り戻すと スクリーンには虎の顔がアップになっている。 しばらくの間スクリーンの虎を見つめるがいつまでもシーンが変わらないため、 またしても気が遠くなり、はっ!と気づいてスクリーンを観ると気が遠くなる前のシーンと ほとんど変わらず、相変わらず虎の顔がアップになったままで・・・ これをどれだけ繰り返しただろう。 気づけばエンディングを迎えていた。 たとえDVDが発売されてももう1度観る勇気はでない作品なのは間違いない。 ![]() しかし私の頭では不可解な物語であっても、観る人が観れば 拍手喝采の作品なのだろう。 きっと。 そんなワケで今回パルム・ドールを受賞した「ブンミおじさん」を 鑑賞するチャンスがあったとしても・・・少しばかり躊躇してしまいそうだ。 2004年 タイ・フランス合作 ▲
by sabunori
| 2010-05-24 17:37
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![]() 離婚後娘のももを連れて実家へ戻ったなおこ(菅野美穂)は母(夏木マリ)が 経営する町唯一の美容院「パーマネント野ばら」を手伝いながら暮らしていた。 この店に集まる町の女たちは今日も元気に男の話題で盛り上がる。 そんな中なおこは秘密の恋人高校教師のカシマ(江口洋介)と付き合っていた・・・。 出てくる女が誰も彼も濃い濃い。(笑) 「パーマネント野ばら」に集うおばちゃんたちは全員パンチパーマ。 夏木マリまでもこの「ダメおやじ」のおばばヘアなのだが、 ファーストシーンでの違和感はすぐに消え、それなりに見れてしまうあたりはさすが。 見事にバタ臭い派手な顔つきがパンチのインパクトを打ち負かす。 こののどかな町の風景を背に女たちが繰り広げる男関係の派手さといったら。 なおこの幼なじみ、みっちゃん(小池栄子)とともちゃん(池脇千鶴)もしかり。 どちらもハタから見ていると「なんでよりによってこんな男と・・・」と 口走らずにはいられない夫との激しく濃い関係を繰り広げる。 私ならしんどくて無理無理・・・と思いつつも、 こんなふうに自分の気持ちをむきだしで相手にぶつかる様は アホらしさを通り越して天晴れだ。 ![]() 男との関係で痛い目を見ているからか、もともと愛情深いのか、 2人のなおこに対する暖かい眼差しを知らされる場面では言葉を失った。 3人の中で唯一真っ当に見えていたなおこ。 男運のない2人の友達に対しても冷静かつ優しい態度で接し、 離婚をしたものの良い母であり現在は優しい恋人もいて幸せそう。 ・・・だと思ったのだ。 なおこが心安らかに暮らしている陰では母や友人たちの無言の支えがあった。 それを知って、あの場面でも、この場面でもかすかに感じた違和感のピースが 全てパチンパチンとパズルの定位置に収まる音が私の心に響く。 こんなふうに私も自分1人で立っているつもりでも 実は自分の気づかないところで家族や友人たちの支えがあるのかもしれない。 いや、きっとあるのだ。 ともちゃんは言った。 「人は2度死ぬんだよ。 肉体が死んだときが1度目の死。 そしてその人のことを忘れてしまった時が2度目の死。 それがその人の本当の死になるんだって。」 この言葉に込められた意味を最後に知った時、なおこの悲しみの深さを知って泣いた。 パーマネント野ばら オフィシャルサイト ▲
by sabunori
| 2010-05-23 23:06
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最近つくづく思うのは巷のブログ熱がずいぶんと冷めてきたのかな・・・ということ。 親しくお付き合いさせていただいていたブロガーさんのブログや こっそりファンだったブログがいきなり更新をストップしてしまったり 閉鎖されてしまったり・・・。 こういう場合こちらから「どうしたの?」とコンタクトをとる手段もなく、 いつかまたブログを再開してくれることを願うしかない。 ブログをやめてしまう理由はヒトそれぞれだと思う。 だから仕方がないとは思いながらもやはり淋しい限りだ。 ツィッターの勢いに押される中、それでもブログを続けているのは 本当に文章を書くことが好きな方々だと思う。 さまざまなスタンス&スタイルのブログがあっていいと思う。 ブログ同志のみなさま、これからもお互い自分スタイルのブログを楽しみましょう♪ ▲
by sabunori
| 2010-05-22 22:30
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![]() 週1度の絵の教室、続けています。 昨日油絵の道具一式とイーゼルが到着。 今はまだまっさらで気恥ずかしいほどですが、 使いこんでいって少しづつ「自分のモノ」にしていきたいです。 早く油絵の具を使ってみたいけれど、授業で使うのはまだまだ先になりそう。 今は毎回ひたすらデッサンデッサンまたデッサン。 この基本のデッサンをキッチリやっておかないと 途中で「描けない」という壁にブチあたるというのがセンセイの言葉。 確かに基本は大事だと思うのでセンセイの指導に従ってデッサンに励みましょう。 まだ初心者ゆえ簡単なモノをデッサンするのですが、これがなかなか難しい。 特に光があたり明るい部分と影になる部分の微妙な違い・・・ これにてこずっております。 いかに普段モノをじっくり観察していないかというのを思い知りますな。 週に1回、2時間だけの教室ですが、「遊ぼう遊ぼう」とギャーギャー騒ぐシロと離れ 何も考えずに絵を描くことだけに没頭できる時間というのはなんとも贅沢。 そういえば昔は絵を描くことが何よりも大好きだったっけ・・・ なんて思いだしたりして。 あのキラキラした気持ちをどこかにしまいこんでしまったのは一体いつなのかしら・・・? 教室では油絵をスタートしたら模写もするとセンセイに言われまして・・・。 実のところ、最初に聞いたときには「模写なんて・・・」と思ったのですが 「どんなふうに色を重ねていって作品を作り上げているかを知るのは勉強になる」 と言われて「なるほど」と一部納得。(←全面的ではないところが可愛げない生徒) 模写には好きな作品を選んでいいと言われているので早速図書館へ行って 誰のどの作品にしようかと思案中。 明るい色彩の作品を描きたいので誰の作品にするかはほぼ絞れているのですが どの作品にするかはもう少し検討しなければ。 ・・・と「えぇ〜っ模写!?」と思ったワリには乗り気になっている?私。 ▲
by sabunori
| 2010-05-20 21:45
| DAYS
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